May 31, 2006

一同唖然

広小路亭昼席に出演。トリが宝井馬琴ということもあってか、なんとお客さんが70人以上も。終演後馬琴先生が前座さんも含めて10人程、昔の本牧亭の前にある「とんかつ武蔵野」に誘ってくれた。自分の経験からも大御所から苦労話を聞くのことは若手にとってとても収穫、勉強になる。一同たのしく打ち上げをしていたら、昼席に来ていた年配のお客さんが話しかけてきた。こういう事はよくあることだ。ところが、びっくり仰天!「人間国宝になった貞水さんと馬琴さんを前座時代から聞いているが、馬琴さんは先代そっくり、そこで差がついた」と、とんでもない事をのたまって「言うだけでは悪いから」とおあしを一枚置いて行った。一同唖然…、流石に馬琴先生、カチンと来つつも大人の対応で終始したが、これってけんか売っているようなもの。どうしても言いたいのなら、本人にだけいえばいい。まったく、長年講談を聞いてきた人のすることかね?とちょっとがっかり。


Posted by k-kaori at 22:40:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

細川英輔:

馬琴師匠は琴桜さんの師匠ですよね。琴桜さんとは、高知においでたときなど、個人的にお話をさせてもらっています。
(June 10, 2006 09:36:04)

k-kaori:

琴桜さんの師匠は先代(5代目)のお弟子さんで、今の宝井馬琴(6代目)さんとは兄弟弟子になるんです。先代のお弟子さんたちは皆さん、いい仕事なさってますね
(June 14, 2006 09:16:37)
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