August 10, 2012

8.6、中沢啓治さんと!

8月6日
広島YMCA国際文化ホールでの「8,6ヒロシマ平和の夕べ」は私にとって、記念すべき一日となった。まず、「種まきジャーナル」でおなじみの小出裕章助教をナマで見た(笑)。なんと言っても感動的だったのは、今から27年前に私に「はだしのゲン」の講談化を快諾、その後も応援してくれた中沢啓治先生が奥さんと一緒に会場にきてくれて「はだしのゲン」後半を聴いてくれた。はじめてお会いしたときはまだ50代だった中沢さんももう75歳。あの時許可してもらわなかったら、今の私は存在しない。「チェルノブイリの祈り」も語っていないだろう。中沢さん、心より感謝申し上げます、今後も「核兵器、原発」をなくすため踏ん張ります!


打ち上げでは、小出さんともゆっくり話せたし、被爆の語り部、米澤鐵志さんとも再会できて、実り多い一日でした。実行委員の皆様、お疲れさまでした。


7日
きょうもこれでもか!という暑さ。昼は福島から保養にきている子ども達を神田山荘に訪ね、1時間ほど講談ワークショップ。暑い福島から、またまた暑い広島へ。そして昨日は平和記念式典にも参加したというから、そうとうハードスケジュールだ。
引率のNPO「シャローム」の吉野さんいわく「線量の高いところに住んでいてきゅうに空気の綺麗なところへ来ると体がだるくなる」そうで、たしかに見るからにしんどそうな子どもさんもいる。言葉がない。春秋の気候のいい時期に保養にきてもらいたいのだが、と現地のボランティアの皆さん。たしかに北海道以外、どこへ行っても暑い夏休み。クラス単位で保養するとか、なんとかならないだろうか…。
 夕方からの東区民文化センタースタジオでの「シルエットロマンスを聞きながら」は人数こそ少なかったが、みなさん泣きながら聞いてくれてすごい一体感!林眞須美さんの最近の「青空通信」の一文を最後に読んだら、もう私までグッときてしまった。「ドイツに伝説がある。騎士ルドルフが恋人のために花を摘もうとして誤って川に流されてしまう。最後の力を尽くして花を岸になげ「フェアギスマイン二ヒト(私を忘れないで)」これがわすれな草の花の名となった。外の皆さん、私を忘れないで!再審無罪という一縷の望みを持ち過ごしている私のことをこれからお忘れないで!」
14年前、ワイド番組で散々いやな女のイメージがついてしまったが、自白もなければ証拠は何もない。安田好弘弁護士の「死刑弁護人」を見て、えん罪と思う人は増えている、再審開始も夢ではないのでは!?


Posted by k-kaori at 18:41:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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