June 04, 2011

福島市音楽堂で

昨日は4年ぶりに上尾法人会に呼んでもらう。
いわきの被災地の話などをして「稲むらの火」の話を紹介。交流会で女川の海の側に引退後の土地を購入していた人が「土地が海になっちゃった」2メートルも地盤沈下してしまったとのこと。笑えない現実です。

きょうは福島市音楽堂で「公開芸術講座」。
会館は地震に耐えたが、裏の信夫山にかけて帯状に放射能に汚染されていた。手持ちのガイガーで計ったら会館の入口で0.7μSv/h 会場内は0.11μSv、屋上の吹き溜まりのゴミはなんと12μSv/hもあった。汚染地域では一家に一個、線量計が必要だ。

こちらは3回目の出演。最初の30分は今回の原発震災や講談の話。「福島の人はおとなしいけど、きちんと東電、政府に賠償を請求しなければ駄目」と檄。放射能に負けない発声の練習、皆さんとても積極的に参加してくれた。
後半の「フラガール物語」は大受け、この講談は出口が見えない現実に風穴をあけるような効果があるようだ。二本松の県議さんもきてくれた。「チェルノブイリの祈り」を聞いている彼は「香織さんの言うとおりになっちゃったね」としんみり。福島の皆さんには、大きな声を出して、免疫力をつけて、とにかくめげないで欲しいと願いつつ、会場を後にした。

Posted by k-kaori at 11:26:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

時雨恵:

フラガ−ルは地域おこし女性の生き方に
何かヒントを与えてくれる作品みたいです
組合の女性部で財政難の宮崎出身の方がいっていた
私はハワイアンは当たり前にあったので映画になるの?でした。昭和に触れている感じ
で見てた。今じわじわと何か現実見のある
話としてマイハワイアンが動きだしてる。
神田さんいわき弁でフラガ−ル語れる
唯一の講談師応援してます。
(June 06, 2011 21:45:53)

k-kaori:

わたしも、映画化の話があったとき、ハワイアンがなぜ映画に?地元の人たちも「ヒットしないべ」でした。大ヒットして地元の人たちが郷土に誇りと自信をもったことは嬉しいです。
(June 09, 2011 09:22:56)
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