October 27, 2009

福島ツアー千秋楽は郡山で

 朝からの雨にも負けず、飯盛山へ。白虎隊の少年たち19名が自刃した場所に立つと、氷雨の成せる業か、ふつふつと長州藩に対する怒りが沸き上がり、悔し涙が出てきたのには自分でも驚きました。やはり、理不尽です。現場をそのまま保存する事の大切さを痛感。「白虎隊記念館」は来る度に資料が増えている。

 福島公演千秋楽は郡山。高橋哲哉さんの講演は時間ぴったりでわずか40分で戦後の負の遺産のポイントを明確に教えてくれた。戦後の日本のスタートで、国体は護持され、その結果、反共保守主義者が政治に復活し、今までの風通しの悪い日本になってしまったと今更ながら納得。でも政権が変わったからといっても、民主党の出自は「新自由主義政党」、そのことを忘れてはいけないわけですね。だから「あいうえお」で滑舌を鍛え、いざとなったら大声を出して新政権を指導して行かねば!
 
  福島4公演は、図らずも、小泉首相誕生で涙をのんだ2001年参院選の意義の確認にもなったような気がします。4会場の皆さんは選挙でともに闘った仲間です。あれから8年、それなりに齢は重ねても、そう、私たちは間違っていなかったと総括できた、自信に満ちたツアーとなりました。福島県各地の平和フォーラムの実行委員の皆さんの取り組みに、また、参加して下さった皆さんに、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
  
  

Posted by k-kaori at 19:51:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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