November 16, 2007

講談「高瀬舟」

さくやは日本橋亭夜席に出演。トリは宝井馬琴先生。森鴎外の「高瀬舟」を聞いた。兄思いの病弱な弟、兄の留守に自害をはかるが、死にきれない、弟の苦しみをみかね、つきささった包丁を抜いてやる兄、そこを他者にみられ罪人として船に乗せられる。講談と朗読の違い、ここそというところの畳み掛け、緊迫感、先生の実力を思い知らされた、と同時に、「罪」についてもしみじみ考えさせられる。

Posted by k-kaori at 10:06:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

赤べこ:

お尋ねいたします。12月28日の「張り扇供養」は、どんなイベントなのですか?暮れは28日まで仕事で伺う事は困難ですが後学のためにお教え下さい。講演予定拝見いたしますと土・日の東京では無いので独演会が、見納め・・・
(December 01, 2007 01:22:59)

k-kaori:

はい、薬研掘不動院において夕方5時半ごろ古くなったはり扇やてぬぐいなどを炉にくべて供養する行事です。
一般の方ももちろん参加できますので、今度機会があるときはお越し下さい。とはいっても暮れはおいそがしいでしょうけどね。
来年の初席は本牧亭で4日の出番です。あいにく金曜日ですけど、赤べこさん、来年もどうぞよろしくおつきあい下さい。
(December 02, 2007 12:06:35)
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