November 02, 2014

議論なし知事選、夜長パーティ、荻さん集会、ジャズの夜

27(月)福島県知事選の結果は副知事の内堀氏が大勝利。民主、社民推薦に後から「負けられないから」と自民党が…、自民県連がかついだ候補者を中央が引き摺り下ろしてまで抱きついた闘いにならない選挙で、再稼働など議論にもならず。滋賀県知事選で負け、11月の沖縄でも負けるだろうからせめて福島だけでも「勝利」しなきゃと言う訳で、福島県民はとことんなめられてます(泣)熊坂さん、井戸川さん、ほんとにお疲れさまでした。
28(火)毎月28日は薬研掘不動院の縁日で午後2時からご本堂で講談会。早速「安寿と逗子王」を語らせてもらった。1時間は長くて申し訳ないと思ったらなんと一鶴先生が1時間19分語ったのが最長だとか、ほっ(笑)
29(水)福島瑞穂さんを囲んでの「秋の夜長のパーティー」に呼びかけ人として参加させてもらう。NGOコーナーもあり、サロンのメンバーの織福さん、織りんさんが「ふくしま支援、人と文化ネット」のTシャツ販売係を引き受けてくれ9枚も売れました。

最初に動物愛護に力を入れている女優の杉本彩さんが挨拶。福島からは武藤類子さんも!呼びかけ人、地方選挙の候補者の皆さん、NGOからの発言とつぎつぎと登壇し、参加者の皆さんがお互いにパワーを交換し合ったような元気な一夜でした!
31(金)12月の茨城県議選に「東海第2原発の再稼働をとめる会」から出馬予定の「おぎみえ子」さんの集会へ。おぎさんは「311」でがらっと価値観がかわり、このままではダメ、と出馬する気持ちになったそうだ。それは、永年かけて集めた高級なコーヒーカップが地震でほとんど割れてしまい、一体、今まで何を守ってきたのだろうか…。そして今まで声をださなかったが思い切って自分の思いを訴えたところ、すごく気分が良くなった!と(笑)。
「311」を感性で受け止め、行動に移した荻さん。村上前村長は最前列で笑いながら、時に目頭をおさえて聞いてくださり、客席からの発言では小張佐恵子さんの集会の時も参加してくれた木田節子さんの、娘さんが第一子を中絶するに至った経由、今、多くの妊婦さん達が直面している、報道にはでない事実にみなびっくり。
懇談会では村上さんが「芥川龍之介が、これからこの国を襲うであろう暗澹たる未来に絶望して自殺した。若い時はそんなことがあるのかと思ったが、今は心情が分かる」と。それはおそらく、原発の危険性を訴えてきた人々にとって共通の想いだろう、この私だって、なぜ再稼働?と思うと絶望的になってしまう…。
それにしても荻さんの女性応援団は賢くて、パワフルで、私がいつも言っている「闘いは楽しく、明るく、しつこく、しぶとく、しなやかに」そのままの皆さん。男性陣はインテリで優しくて、女性達の縁の下の力持ちになりたいと!…だから村上さん、どうか平成の芥川龍之介にならないでくださいね!
とにかく、力の限り明るい選挙を展開してください、きっと、きっと想いは通じます!


11月1(土)第9回長津田JAZZまつりが、2年前に出来た、客席400ぐらいでちょうどいい長津田のみどりアートパークホールで開催されました。何年か前の夏に「ビリーホリデイ物語」で呼んでもらった時は体育館で冷房もなく…(笑)地元の皆さんが毎年楽しみにしているだけあって満席、中村誠一&ストンンパーズの演奏でおぬきのりこさん、紗理さんが熱唱。ジャズコーラスのボロンテールシスターズも出演。アットコームで楽しいライブでした。ボロシスメンバーの田村セツコさんは、飛び出すバレリーナの絵本を出版したばかりで、サインの合間にパチリ。
思えば、311以降、ジャズからも、新内からも、ゴルフからも遠ざかっている私…、闘いは楽しく明るくしつこく!だからそろそろ少しづつ解禁しような〜何しろ、沖縄県知事選も、川内原発再稼働も、12月にはあのむちゃくちゃな秘密保護法案を施行するっていってる訳で、私たちが生き抜くための闘いはこれからがますます正念場、長期戦ですからね。