May 28, 2006

「いわき発安寿と厨子王物語」

いわき発安寿と厨子王物語」の脚色をがらっと変えようと思う。全体を簡潔して母子の別れと再会のシーンをもっともっと盛り上げて。きょう横田早紀江さんとキム・ヨンナムさんの母チェ・ゲウォルさんが対面。ふたりの母親が抱き合い慰め合っている。感無量。誰かが「安寿と厨子王」は拉致の原点といっていた言葉を思い出す。それにしても、かつての数十万と言われる朝鮮半島や中国から強制連行された人々に対する謝罪も責任も取らないで、政府は、とくに安倍晋三氏はこの拉致問題を政治利用しているのはいただけない。
今回の二人の対面は、「親子の情愛」に国籍も時代も関係ない、強制連行されたの親たちも横田早紀江さんやチェ・ゲウォルさんと同じだ、いうことに想像力を働かせてもらういい機会かもしれない。
日韓の二人の母親が片時も忘れられない我が子と再会できる日を「安寿と厨子王」を語りながら祈りたい。

Posted by k-kaori at 22:42:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

細川英輔:

「香織師匠からご紹介をうけて、ご著書を読ませていただきました」と金正美さんにメールをさしあげていましたら、お返事をいただきました。香織師匠にもくれぐれもよろしくとのこと、お伝えしておきます。よい出会いをさしていただきました。
(June 06, 2006 20:12:03)

k-kaori:

えっ、それはご丁重に…著者にとって読者からのお手紙は宝物、とても励ましになるんですよね。金さんとお友達になったようで、うれしいです。ありがとうございました!
(June 07, 2006 22:09:16)
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