February 07, 2006

自分の身は自分で

先日、友人と歌舞伎町を歩いていたら、4人の警察官が一人の男性に接近して行くのを目撃した。こういっては失礼だが風体のあまりよくない、気の弱そうな若い男性だった。彼はすぐに通行人の注目の的となった。お気の毒。職務質問というものらしい。リュックの中から、ポケットの中まで調べられている。屈辱的だ。私だったら警察の手を払いのけるのに、とつぶやいたら、「そんな事をしたら公務執行妨害で逮捕されかねない、敵の思うつぼ」だと友人がいう。友人を見る。こういっては失礼だがあまりおしゃれな格好ではない。どちらかというとうすぎたない。でも、弱そうではない。警察は人をみて職務質問するのだろうか…。弁護士でもあり国家公安委員長だった白川さん、たまたま「むさ苦しい格好で」渋谷に出かけたら、警察官のお目にとまった。彼の体験談は必見。警察からどう身を守ったらいいのか、学校でもカルチャー教室でも教えてくれないのだから。