October 09, 2017

映画三昧、笑いヨガ、

10月1(日)ポール・バーホーベン監督主演のイザベル・ユペール主演の映画エル ELLEを観た。主人公のミシェルのなんとかっこいいこと。世間体を気にして生きるなんてどれほど馬鹿げているかと思わされた。毅然としていて、堂々として、胸を張っていて、即断する。こんな映画日本では作れないだろうな〜。
そして翌日には「サーミの血」を。1930年代のスウェーデンで、先住民族のサーミ人がどれほどの差別を受けていたか、身につまされる。主人公と妹が寄宿舎に入る。研究対象として、裸の少女の写真を撮りまくる何の説明もなしにいきなり「服を脱げ」と。この屈辱、年頃の娘にとってほんとに残酷。日本でも歴然とある差別の数々。
重い荷物を背負わされたような映画でした。

10月4(水)公民館の笑いヨガに参加。うそ笑いでも脳は本当の笑いと思うんだって(笑)笑いは副交感神経が高まりリラックスする。30人以上の参加者が会場を歩きながらの大笑い。大きな声で腹の底から笑っていたので、何人かの参加者に笑い方がうまいとか、笑顔がいいとか褒められました。そりゃ、嘘笑いも仕事のうちですから(笑)
落胆したり怒ったりすることが多いご時世、笑いヨガと講談の発声を組み合わせたら鬼に金棒では!一旦帰って着物に着替えて夕方は瑞穂さんのパーティーに。突然の衆院選となって本人も登壇者もお客さんたちも、自公政権、安倍首相に対する怒りで元気に盛り上がりました!

7(土)
鶴岡に向かって移動。教育講演会、2年前山形市で、昨年は庄内で、そして今年は鶴岡で呼んでもらいました。新潟から特急いなほに乗り換え約2時間。静かな入り江の海岸線や、稲刈りが済んだ後の田んぼやこれから稲かりを迎える黄金色の稲穂‥さすがに広々とした庄内平野の景色、癒されました。
会場は街中キネマ。機織り工場を改造した映画館、木材がふんだんに用いられナチュラルないい雰囲気。ロビーではミニコンサートのリハーサル行われていました。
講演は鶴岡市長選の告示と衆院選の公示日直前とあって忙しいのでしょう、人数はそれほど多くはないけれど熱心に聞いてくださり、全編が聞きたいというリクエストがあったとか、また呼んでもらえたら嬉しいです。

9(月)体育の日、「見沼、里山クラブ」の体験稲刈り。30度、真夏のような暑さの中、長靴が抜けなくなるような泥状態の田んぼで稲刈り、はざかけに汗をかく。他のことはなにも考えずみんなで気持ちを一つに取り組む。泥には参ったがとっても充実感がありました。作業中、子どもの頃の稲刈りや脱穀の様子が目に浮かんだ、父の若かりし日の姿が蘇り一日中父のことを思い出していました。
私にも百姓の血が流れている?こんな近くに田んぼや畑がたくさんあって、農作業ができるなんで最高です。私も土いじりがしたい年頃となったわけです(笑)
さ、明日から選挙です!