September 04, 2015

国中で老若男女が立ち上がった一日

8月30日
参加者12万人を記録した8月30日の「戦争法案廃案、安倍政権退陣、国会10万人全国100万人大行動」に国会正門前でのスピーチを要請され参加しました。1時半にタクシーで国会前の近くまで来たものの、すでに大勢の参加者で歩道は埋め尽くされ一歩も前へ進めないような状況。皆さん、おもいおもいのプラカードやポスターを手に真剣な面持ちでこちらまで気持ちが引き締まる。本当に本気だ!!警備の警察官にスピーチをするのだからといってもまったく無視、ひたすらぎゅうぎゅう詰めの歩道に追い押し戻される。過剰警備も甚だしい。地下鉄の駅では大勢の人たちが地上に出る事もできないでいたそうだ。
さあ、思い切って車道へ出た数名の方々の後に続いて、警察官に着物のそでを掴まれても振り切りなんとか発言コーナの側へ。そこでも大勢の若い警察官が道を塞いでいて指揮官が出て来てあっさり許可、やっと中に入る事ができました。最初に目に入ったのがうずくまっている鎌田慧さんの姿。目で挨拶を交わし、私はステージの階段、といっても2段しかない、の後ろに立ち、半歩たりとも身動きできない混雑ぶりながら目の前に登壇者が次々と発言するのを間近に聞く事が出来た。小沢さん立っているだけで威厳があり迫力充分。野党の党首の力強い演説や主催者、鎌田さんも元気を取り戻し怒りの発言。ニューヨークからの飛び入り発言で湧かせた坂本龍一さん、「悪魔の飽食」で暗殺計画まであったという森村誠一さんは「戦争は女性を不幸にする、パーマの髪はかられ、振り袖の袖は切り落とされた」と。
シールズ関西の寺田ともかさんは、「山本太郎さんが国会で安倍さんにファルージャ虐殺について戦争犯罪ではないかと問うた時、安倍さんは答えられなかった、私の払った税金で遠い国の子ども達が傷つくのだけは絶対に止めたい」。私は芸人らしく「安倍さんの唯一よかったこと。日本の国をoldsから小中学生までが考え、立ち上がった。唯一のいいところが出たのだから、あとは安保法案を廃案にし辞任していただきたい」とヨイショ。日本国中で老若男女が本気になった。万が一強行採決されても今後も盛り上がる事まちがいありません。大勢の方々が自分の意志で立ち上がった、とにかく記念すべき一日となりました。終了後はテント広場へ移動し香織倶楽部の皆さんとパチリ。打ち上げのビールは格別でした。