November 03, 2012

講談と灯りと地酒を愉しむ会

27日、タレントとして大活躍中の棚橋麻衣さんこと織奈さんの地元、那須烏山で「講談と灯りと地酒を愉しむ会」を開催してもらう。
築100年の茅葺き屋根の古民家・大木邸。今、若い人たちが宿泊や、茶房として運営している。烏山特産の和紙でつくった灯りが灯され、とても厳かないい雰囲気のなか、まずサロンから織峯、伸織、織羽の3人が前座をつとめ、私のフラガール物語。その後は「琵琶と地酒の夕べ」田舎暮らしに憧れ、烏山に移住した石田さえさんの迫力のある琵琶の演奏、日本酒に合う肴の数々が振る舞われ、大木邸にゆったりと抱かれた夕べでした。こんどはサロンの合宿できたいものだ。実行委員の皆様、ありがとうございました!!


 10月は移動が多く、一連の仕事が終わって安堵したのか、数年ぶりの発熱を伴う風邪、2、3日家でゆっくりしたものの咳は止まらず、31日の文京学院での「フラガール」は2回咳き込み…「みなさん、風邪はやっているから気をつけてね」。
よかったのは風邪の間、ゆっくり読書できたこと。インパクト出版会から送ってもらって以来ファンになった安達征一郎の「憎しみの海・怨の儀式」彼の短編小説は海の匂い、湿度、灼熱の太陽、心臓の音まで聞こえて来るようで…熱に浮かされながら読むのを止められず、また熱が出たりして。安達さんに疲れるとなつかしい中島らものエッセー、山田詠美の未読の小説でホッとしたり、風邪のおかげの読書でしめくくった私の10月でした。