June 26, 2010

下の娘は涙をこぼす

高校時代、担任の先生の説得に耳を傾けないで転校してしまったことを悔やんで、20歳の下の娘はぼろぼろ涙をこぼす。後悔なくて何の人生か、後悔の固まりみたいな私をみろ、後悔こそ元気のもとだ!なんてことはさすがに言えず、じっと抱きしめる。私が10代のころ、世俗にまみれて老醜を晒してまで生きているなんて考えられず、死に憧憬していたころ母がいった一言「ものごとは順番だ、おらが死んだらからにしてけれろ」。これで夢見る少女はハッと現実にかえったのであったな〜。おなじ事をむすめをだきしめなから言う。これも文化の伝承か。