January 23, 2010

第10回JAZZDAYに

日比谷公会堂でのJAZZDAYに。会場に入ったとたん、大好きなビリーホリディの「ラバーマン」が聞こえて来た。ニューヨーク在住の霧生ナブ子、低音でいい雰囲気、たまたま座った椅子のバネが跳ね上がっていていたかったけど、じっと聞き入る。休憩後、前から6列目に移動。マーサ三宅はボディ&ソウルを歌ってくれた。これで私の好きな歌が2曲も聴けた。終盤のジャパンジャズオールスターズの3本のサックスによるスターダストは最高。それにしても、70、80のベテランのみなさんの細やかなで優雅な演奏、年輪を重ねて初めて可能になるのだと思うと表現者にとって加齢は、おそれるに足らず、ということを肝に銘じた一日でした。
閑話休題。始めからつきあうと7時間に及ぶライブということもあるのでしょうが、「キレやすい高齢者」が2人もいた。後ろのおじさん、荷物を置いても椅子が跳ね上がるといって、「こいつめ、こいつめ」と椅子を叩いていた…かと思えば、前列では後ろのお客のマナーが悪いと怒鳴って「警察を呼ぶ」と大声でいきまくおじさん。JAZZを聞くときぐらいは、人にも椅子にも優しくしてほしい。