February 16, 2007

むしろ旗を掲げ続けて20年

充実した一日だった。
まず、新文芸座の吉村公三郎監督シリーズ最後の日、「らんるの旗」を観る。33年も前の映画だが、とくに憲法について、今のご時世にぴったり当てはまるセリフに驚いた。税制などにもはっきり表れている今日の弱者いじめ。庶民は、いまこそ、むしろ旗をかかげて立ち上がるべきでは?ま、むしろ旗の代わりに選挙があるわけだけど、これがね…。やはりむしろ旗しかない?!
午後は新宿へ移動し全労済たばこ共催機関誌「ビスト」の取材を受ける。
その後、日本橋亭へ。高座にあがっている間、前座さんに無線タクシーを呼んでもらう。無線タクシーって時間の10分前でないと配車しないというのを初めて知った。7時5分にタクシーにのりこみ、10分で教育会館へ到着。20年ぶりに披露する国鉄講談、主役の佐久間忠夫さんは20年前とほとんどかわらない姿で入り口で待っていてくれた。
会場は第2会場までいっぱいの1300人とのこと。
「みなさん、20年前に戻って怒りを新たにしましょう。」と講談で激励。
不当解雇された1047名は20年闘い続けている。彼らは歯をくいしばってむしろ旗を掲げ続けている。今年こそ解決の糸口を確実にし、彼らの労にむくいなければならないのでは?