March 24, 2006

「THE有頂天ホテル」

昨日は娘と本郷キャンパスをゆっくり散策。古くて陰がある建造物が好きな彼女、受験のときに初めて「建物かわいい〜東大萌え〜」と雰囲気が気に入ってしまった様子。三四郎池をめぐり、ツタのからまる休憩所(?)の石柱に手をかけるのを見て親としてはなんともいえない気分…。
その後ふたりで「THE有頂天ホテル」を観たが、登場人物が多く、とっちらかった感じ。白塗りの顔が出てくるたびに小学生とおぼしきお客がけらけら笑っていた。ところが三谷幸喜のすごさは映画館を出てからわかった。なんと駅構内を行き交う人々、一人一人が際立って見えるのだ。まるで映画の登場人物のようにそれぞれズームアップでせまってくる。おおよその性格までが解るような気がしてふたりで笑ってしまった。「THE有頂天ホテル」は観察眼を養う?すごい映画なのでした。


Posted by k-kaori at 12:02:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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