August 02, 2017

柏崎で「チェルノブイリの祈り」を。

7月30日、柏崎市へ行ってきました。その報告です。
昨年7月に真宗大谷派三条教区さんに呼んでいただき「はだしのゲン」を語った同じアルフォーレ大ホールで、今度は「チェルノブイリの祈り」公演で呼んでいただきました。 
 500人も来てくださり、大感激です!
(昨年の7月のときは、ホテルに入ると間もなく下の道路で演説の準備が。時、まさに参院選の最中、まもなく森ゆう子さんが登場。もちろん急ぎエレベーターで降りて駆けつけ激励の握手、ご存知のようにお見事僅差で当選されて、今日の加計学園追求の活躍ぶりなり〜!)
  
 今回の主催は昨年11月の柏崎市長選に立たれた元保健師、竹内英子さんが所属する「原発を再稼動させない柏崎刈羽の会」。竹内さんは大熊町の住民の避難先、会津の仮設住宅へ一年間派遣された経験があり、故郷を奪われた方々の嘆きに寄り添ってくださった。そして、自分の故郷柏崎市で原発が再稼動し万が一事故になったら、と、市職員という安定した職をなげうって立候補。私は応援弁士として駆けつけ、彼女の演説をきいて「すばらしい〜」思わずうなりました。
 原発によらない故郷再生、人間らしく生きる理想などなど、小柄な身体から堂々とした力声で訴える内容はピカイチです。
 一部では「中越沖地震から10年フクシマから6年柏崎刈羽原発のいま」と題して竹内英子さんが進行役で、ネットワーク代表本間保さん、刈羽村在住高桑千恵さんによるトーク。
 中越沖地震では、柏崎刈羽原発で火災発生や放射能漏れなど緊急事態が発生し、一歩間違えれば大変なことに。このときの反省から2010年7月に福島第一でも免震重要棟が設置された。それから8ヶ月後に311が起きた、中越沖地震の教訓が奇跡的に生かされたとハラハラする。免震重要棟ががなければ東日本は壊滅していたと思うと怪談どころではない怖さ。
「廃炉賛成、再稼動反対」を皆さんで確認して第2部の「チェルノブイリの祈り」へ。音響照明設備が万全の会場で心置きなく語らせていただきました。
 打ち上げでは、美味しいお魚料理や地元のお酒に、どうかこの自然の幸を放射能から守って欲しいと、福島県民の一人として心から願いながら、最後は猫の話で盛り上がったりして(笑)
「原発と戦争のような多くの人を不幸にするようなものをなくすことができれば、後はのんびり暮らしたい」という竹内さん。原発について学びたい若い皆さんとも繋がりつつあります。もちろん半世紀近く脱原発を闘ってきた知恵袋のような応援団の皆さんも元気いっぱい。福島と新潟、ともに踏ん張りましょう〜。
 さて、真夜中に地震で起こされた今日だから、ついでに
現政権に一言。「原子力発電所の使用済み核燃料の最終処分場適正候補地地図」何てふざけたことを偉そうに発表する前に、早く再稼動をやめ、全てを廃炉に!


Posted by k-kaori at 18:12:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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