February 15, 2016

島根から北九州へ、そして高校生と

11(木)震災の年に「はだしのゲン」で呼んでくれた北九州こども劇場、今回は「チェルノブイリの祈り」で呼んでくれた。会場は前と同じ、目に前が小倉城の北九州芸術劇場中ホール。なんと高校生たちがこの作品に取り組みたいと選んでくれたと聞き、感激。500人もの会員の皆さんの前で語り終えた後のサイン会で、感動的な出来事が。お父様の仕事の関係で、原発賛成だった小学6年生の男の子、この講談を聞いて「お母さん、ぼく原発はいけないと思った」と。「私がどれほどいってもだめだったのに」というお母さんと握手を求めてくれた男の子の輝いた顔、忘れられないです。
そしてこの企画の中心となった高校生たちと会談。なんとみなさん17歳!!お若いみなさんの率直な意見、「怖かったけれど映画を観ているみたいだった」「チェルノブイリ事故があったのになぜフクシマが起こった?」「チェルノブイリもフクシマも同じく思えた」大人たちは猛省しなけらばいけない。そして「学校で戦争を教えるように原発事故も教えて欲しい」、全くその通りです!!

10(水)益田市人権センターで開催された島根県人権教育研修大会の講演は午前中で、午後からは分会。終了後なんと本は完売し、またぜひ島根へと皆さんと握手を交わして北九州へ向かう。二日間、観光や美味しい山陰のお魚をいただき充実した旅でした。島根の皆さま、ありがとうございました。

9(火)うれしいことに世界遺産石見銀山観光をさせてもらい、その後は明日の人権教育研究大会の交流会に参加。石見銀山のガイドは昨夜講談を聞いてくれた伊藤さん。地元の講談師と言われるぐらい地域史にお詳しくまたお話も流石。「龍源寺間歩」、坑道にはいるとその狭さに先月訪ねた糸数アブチラガマを思いだす。横穴、ここに腹ばいになって採掘していたのかと想像すると戦国時代、江戸時代がぐっと身近に感じられて感無量。寒かったが時間の経つのが早く感じるほどだった。交流会は多田温泉の宴会場。こちらも昨夜聞いてくれた三上さんが司会で、なんと講釈師の振りで登場してくれ、大いに盛り上げてくれました。


Posted by k-kaori at 09:34:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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