December 22, 2015

大隈講堂、徳島阿南市へ

20(日)阿南市人権フェスティバルの講師で呼んでもらいました。6月には福島のこども保養チャリティー公演を徳島市内で取り組んでもらっているので今年2度目の徳島入りです。迎えに来てくれたのは徳島のマネージャー?こと新社会党の高開千代子さん。
しばらく走ると、雲の切れ目からオーロラのような光の帯が降り注いでいるではありませんか!楽天家?のふたり「私たちの行く手は光に満ちている〜」と大はしゃぎ(笑)阿南市到着後はすっかりおなじみとなった皆さんと楽しい会食。
当日は天気も良く風もおさまり、会場の文化会館には大勢の方が来てくれて、こどもたちの人権標語や作文、絵画や手作りの展示物に見入っていました。
講演前に岩浅市長さんとご挨拶。なんと誕生日が12月3日で私が1日お姉さんなんですって、よく調べてますね(笑)大工さんに頼んで作ってもらったという立派な釈台の前で1時間半、はじめに震災の翌年から郡山のこどもたちの保養事業に取り組んでくれている徳島の皆様に心からお礼を。
そして 数日前、南相馬の國分富夫さんのメールで知った、いわき市で新築の家の塀に「原発賠償御殿!仲良くしない」とスプレー缶のペンキで書き殴られた話をし 、この国で一番差別を受けているのは福島県人、なのに県民の中でも差別が広がっていると。
その後は 戦争は最大の人権侵害だと「はだしのゲン」の一部を聞いていただく。また、ノーベル文学賞作品「チェルノブイリの祈り」の一部を紹介し「福島の祈り」に込めた思いを聞いていただきました。嬉しいことに実行委員会で今後の支援活動に役立ててほしいと募金箱を設置してくださり、なんと10948円もの浄財をいただきました。
NPOふくしま支援・人と文化ネットワークを通じて有意義に活用させていただきます。ありがとうございました!!
帰りの飛行機からは黄金色に輝く雲の上に富士山がクッキリと。
行きも帰りも光にみちた徳島への旅、きっと来年はいい年になりそうな予感!?
写真は実行委員長の堀崎さん、私、高開さん、歯朶山さん。


17(木)17日大隈講堂で開催の「立憲主義・民主主義と平和を考える早稲田大学の集い」に呼んでもらう。講堂に着くともう長い列が!とても厳かな雰囲気の舞台や控え室に気分も高揚。私は第2部でタイトルは「はだしのゲンは安保法案を許さない」「はだしのゲン」の一節を。大隈講堂に原爆投下音が響き渡りました。どうか想像してほしい、キノコ雲の下の現実を!その後「出陣学徒壮行会」で演奏された「分列行進曲」を鎮魂曲にリメールした徳山美奈子さんが登場。聴きたかったがきょうは今年最後の講談サロンの日、皆さんが待っていると大急ぎで本郷へ。到着したら、なんともう忘年会に突入していて大笑い、でした。


16(水)上野広小路亭の5階教室を借りて講談の個人レッスン、一龍斎貞橘さんに「御嶽如来」を指導。以前は他の流派の先生方に教えていただくにはそれほど多くはなかったが、数年前から「伝承」を目的に文化財保存事業として文化庁が予算を出してくれているのです。素晴らしい。東西の若手、中堅講談師と講談師を結び、数回の稽古をへて3月に発表。貞橘さんは女性が主役の講談は初めてとか、頑張って下さい。
その後は平和フォーラムさん主催の忘年会へ。安保法案で明け暮れた今年、あちこちで声をあげまくった鎌田さん、佐高さん、雨宮さん、香山リカさん、そして私も。美味しい中華、ごちそうさまでした。来年もがんばりましょう〜。


Posted by k-kaori at 10:19:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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