September 29, 2014

「もの言えぬ社会をつくるな」「物置のピアノ」そして奈良へ

26(金)福島瑞穂、白眞勲、有田芳生、神本美恵子、仁比聡平といった超党派の議員達が呼びかけた「もの言えぬ社会をつくるなPART2ー戦争をする国にしないためにー」で発言をさせてもらう。講談は戦争に、戦意高揚に利用された過去がある。日清戦争で「死んでもラッパを話さなかった」木口小平。上海事変で敵陣を突破し自爆した肉弾三勇士…。ならば、逆も可能ということだ。戦争を避けるための講談、口先三寸で抵抗する私たちから言葉を奪うな!と。他に木村広(出版労連)山口正紀、白井聡、雨宮処凛、安田浩一、前田朗、中原道子、杉浦ひとみ、白石孝氏と言った面々が自分の立場から発言。私自身とても勉強になった。とくにヘイトスピーチに関して安田氏の発言「ヘイトスピーチの狙いは、沈黙させること」まさに政府与党の狙いと一緒だ。大阪では14歳の女の子が「南京のように鶴橋大虐殺をしてやる」とまで言っているとは…。とにかく「沈黙」しないこと、あらゆる人権侵害につして訴え、語り続けること、と白石さんが力強く締めてくれました。
27(土)「物置のピアノ」がいよいよ首都圏で公開。午後1時からの舞台挨拶で一言。若手の女優さん達は顔が小さく、ほんとに可愛らしくてまた足が長い…私は立派に引き立て役(笑)その後は奈良の橿原神宮前まで4時間かけての移動でした。
28(日)汗ばむような陽気となったきょう、香芝市モナミホールで第41回奈良県人権•部落解放研究集会が開催。私は大勢の皆様を前に「はだしのゲンを語って28年今故郷福島は」というテーマで記念講演をさせてもらいました。「ゲン」や「チェルノブイリ」の抜き読みではすすり泣く声も聞こえ、会場が静まり返った…。11月12日にはまた奈良へ呼んでもらい「福島の祈り」を聞いていただく。その頃には紅葉も楽しめそう。奈良の皆様、再会を楽しみにしています!


Posted by k-kaori at 13:19:07 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments
No comments yet
:

:

Trackbacks
DISALLOWED (TrackBack)