September 13, 2014

覚王山そして片貝花火

10日名古屋の覚王山、日泰寺専門僧堂で人権講演会。朝8時半からだが、前日から名古屋入りし、ホテルで着替えて余裕で日泰寺へ。天気もよく、また、尼僧さんが多くて笑い声も華やかで、2時間あっと言うまでした。終了後は、新幹線を乗り継いで小千谷駅へ。浅原神社秋季例大祭の片貝まつり、4尺玉で有名な片貝花火をサロンの仲間と見物。供養、お祝いなど町民の願いをこめて打ち上げる花火の見事なこと!見上げすぎて首が痛くなる寝そべって観る。なんという贅沢、そして花火にお金を惜しまないこの町の伝統に、お金の使い方について考えさせられた。形には残らないが瞬間の思い出は生涯心に残る、なんという贅沢さ!香織倶楽部でもぜひ尺玉打ち上げたいな(笑)



11日、今は「忍字亭」として保存されている佐藤佐平治の酒屋跡で郷土史家吉井先生から、代々の左平治の話しを伺う。19代が救済で有名で、飢饉に苦しむ人たちが救済活動で食事を振る舞うこの家にたどりつくと安堵して「やれやれ、やっとついた」というので家の前の路はだれいうとなく「やれやれ小路」といわれたそうだ。20代は灘から杜氏を呼ぶなどして美味しい酒をつくり、この酒屋のお酒は安くて美味しいと、北海道など各地へ相当の量を送っていたという。片貝の酒の方が小千谷のよりうまいというので小千谷の酒屋7件が、お上に規制してくれと頼んだところ「わしたちも、安くてうまい酒を飲む、お前達も見習え」といわれたなど、お酒にまつわる話しも興味深い。代々続く左平治の活躍、これをどう講談にまとめるか。という話題がかわされるかと思いきや、前日の花火の余韻と越路荘源泉掛け流しの癒しで、帰りの車中は満足な寝息に満たされてました…。


Posted by k-kaori at 12:19:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

恵:

新潟はいいところ山古志村はいいが夫の口癖
山本五十六・河合継之助よく出てくる
山古志村・・終の土地・・・
う〜ん雪がナ・・・保留中・・・・
(September 16, 2014 20:31:40)

k-kaori:

私も山古志は土砂災害の取材でよく行きました。あそこの温泉はとても効用があります。おすすめです。めぐみさん、出版会の礼状とイベントチラシの案内だしたいのだけど、はがきに書いてもらった番地が読み取れず…。すみませんが、メールで教えてもらえたら嬉しいです。kandakaoli@gmail.com
よろしく〜〜。
(September 23, 2014 07:39:40)
:

:

Trackbacks
DISALLOWED (TrackBack)