June 30, 2014

漢方復興物語

29(日)朝まで豪雨、そして講演終了後、また豪雨。打ち上げ会場まで地下を通りなんとかぬれずにすんだきょうは、「第65回に本東洋医学会学術界市民公開講座」で三浦於菟先生の「漢方名称物語」につづき「漢方復興物語」を一席。明治政府は明治7年に西洋医学採用をきめて昔から馴染んだ東洋医学、漢方を迫害。このままでは撲滅してしまうと立ち上がった一人の漢方医、和田啓十郎の物語だ。「西洋医学と東洋医学、それぞれ短所長所がある、やみくもに非科学的だと漢方を蔑むのではなく相対的に見極めるべきだ」フェアーな人だ。不公平が当たり前で弱いものをとことん無視する今の世の中、こういう人に首相になってもらいたいのだが。
この作品を発表してもう14年が経つ。発表当時はまだまだ無名だった漢方も徐々に見直され大学にも東洋医学科が出来てまるで夢のようだ。和田啓十郎の情熱の生き続けている。

Posted by k-kaori at 15:49:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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