October 10, 2012

ああ、安曇野!

10月7日。
朝9時のスーパーあずさで松本へ。連休中の長野は人気があり、さすがに指定席は満席、でも自由席はオーケー。松本駅から大糸線に乗り換えうっとりと景色をながめながら「安曇追分駅」へ。前に松本少年刑務所でも講演でお世話になった丸山さんの車で池田町創造館へ。雲ってはいても抜群のロケーション。
実行委員の皆様がはやくから準備に取りかかってくれてました。
「チェルノブイリの祈り」は悲しいお話なのに、ほぼ満席。実行委員の皆さん、ほんとにがんばってくれました。ありがとうございます。まけず犬さんの「No Nukes-紫陽花は散らない-」の歌に続いて講談、そして終了後は「手をつなぐ3,11信州」の森長さんの挨拶。涙が止まらず嗚咽しながら「このお話は私には辛すぎました…」と。郡山から松本へ、避難生活をしている松本さん。泣きながらの訴えに私も控え室でもらい泣き。

ロビーで若い女性が目を輝かせ、「数万人と一口にいってしまうのではなく、一組の夫婦の話で万人に共感させる、これだと思いました!」と言ってくれた。普遍性…それは「はだしのゲン」からずっと心がけていたこと、嬉しい。
夕食ははじめていただいたそばお焼き、地元の野菜の天ぷらや10割そばと安曇野の美味に舌鼓をうち、私たち一行は宿泊先の野口法蔵師宅へと向かうのでした。
そして翌日、目の前に広がるのはコスモスの群生と草を食む馬の姿。田舎育ちの私は感激し、「こんなところに住みたいよ〜」。馬に乗せてもらい、梓川土手を散歩。スタッフ二人は猪八戒と沙悟浄!?、畏れ多くも三蔵法師に馬をひかせる孫悟空?になった気分は最高でした。あ〜〜馬を飼いたい!長野移住を本気で考えたい気分で帰路に着いた私です。

後日談
岡山から帰ったら主催者の小林瞳さんから次のようなメールが届いてました。
「片田舎で芸術性の高い公演を観られ良かった!感激した!よくぞ企画してくれた等々…口々に賛辞して下さり、有難いことでした。
神田さんの話芸、言葉の力の凄さを目の当たりに致しました。照明と音響効果もよりリアルに観客の想像力を逞しくして下さり、あの日同席したそれぞれの感性が共有した空間はより色濃く心に刻まれたことでしょう。」

すてきな文章、感謝です。小林さん、野口さんご夫妻、イラストの原画をプレゼントして下さったあべおさむさんはじめ、お世話になった皆様、ありがとうございました!!


Posted by k-kaori at 15:49:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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