July 18, 2012

7,16、今までで一番あつい日に!

「さよなら原発10万人集会」。33度という猛暑の中、なんと全国各地から17万人も参加してすごい盛り上がり。もう「脱原発」の動きは誰にも止められない「原発の息の根を止める」歴史的な一日となりました。司会の大役を仰せつかった私、1時間半前にむかったにも関わらず、代々木公園のそばの歩道にはすでに大勢の参加者が会場に向かってはびっしり。特設ステージ裏のテントには早々と中島さんと広瀬さんが。風がふきぬけ、紙類は空を舞うし、髪の毛も乱れるし、ただならぬ一日の幕開けにふさわしい楽屋裏。とみれば、モヒカン狩りの女性、タンクトップ姿で、サインをお願いしたり皆さんにご挨拶、原稿を書いている大江さんにうるさく話かえ、注意されると逆切れ「ノーベル賞作家だと思って尊敬してたのにもう嫌いになった」と騒ぎまくる。出演するバンドの関係者とばかり思っていたが、全く関係ない方だったのです!
さあ、いよいよ始まり。私がいわき弁で「野田首相、再稼働再稼働ってばかにすんでねえ、このいんごたがり〜」と挨拶して振り向くと呼びかけ人の登壇者にまざって、あぐらをかいてステージ上にいるではないか。
舞台監督の大久保さんに聞くと、近づくと「セクハラっ言われて」とのこと。鎌田慧さん、坂本龍一さん、大江健三郎さん、内橋克人さん、澤地久枝さん、落合恵子さん、そして90歳の瀬戸内寂聴さんたちの叫びのような熱いメッセージが青空に響く中、モヒカンの女性は立ち上がったり手を振ったり。ついには寂聴さんのとなりにぴったりと。
最後の武藤類子さんの紹介をしているすきに、マイクに飛びつき、なんと3分間もマイクジャック。関係者が急いでマイクを切ったが。この騒ぎに類子さんすこしも慌てず、心にしみるメッセージを。なんとも感動的な、すごい一日でした。私は10万人以上の皆様を間にあたりにして、なんどもなんども涙が込み上げて…。
ハプニングはあったけど、生涯忘れられない一日になりました。全国から参加の皆様、ほんとうにお疲れさまでした!と同時に警備の重要さを再認識した一日でもありました…。





フェースブックからの皆さんの声
「神田香織さん、昨日は本当にご苦労様でした。ステージに向かって左手の近くから神田さんの雄姿を見上げていました。17万人のエネルギーを受け止め結集させた歴史に残る名司会だと感じました。昨晩、そのことを含めて私のフェイスブックにも書きました。ゆっくり休んで下さい。本当にお疲れさま。」

「7.16.「さようなら原発10万人集会」のハプニング。呼びかけ人でもないヘンな女性が、いきなり、マイクをとって、何か分らぬことをしゃべりだした。「枝野さんは決して原発推進者ではない。」とか。会場のブーイングに、架台を蹴飛ばし、マイクを倒して罵声を残して退場。その時、司会の神田香織さん、少しも動ぜず「ハプニングはありましたけど、兎に角一生懸命の人がいるということです。」と乱入者をもかばう、この度量、さすがは一流の講談師、お弟子さんたち、立派な師匠をもって幸せだね!(だけど、この女性、しばらく前から呼びかけ人の席に並んで座ってた。主催者は何をやっていたのだろう?まさか”やらせ”ではないだろうね〜)」

やらせじゃないですよ〜(笑)。他にも「最後のあっ、あっ、あの発声の後、再稼働反対ってやってほしかった」というのも。それはそうですね、次回から必ず。
ぐっと来るメッセージを多々いただき、この場をかりてお礼申し上げます〜。


Posted by k-kaori at 16:20:05 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

恵:

理事長・・班長・・泣かないで・・
もっと嬉し涙がきっとくる。ブログコピ−で配布。
(July 19, 2012 14:43:48)
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