July 29, 2010

「憲法寄席3周年記念」

28日「憲法寄席3周年記念」中野芸能劇場での2回公演は暑い中昼夜とも大勢来てくれた。書き下ろしの芝居も35分という時間の中でよくまとまっていたし、織丸さんの「鋳掛け松」も格差社会にたいする憤りがよく表現されていた。
「哀しみの母子像」はお客さんたちのすすり泣きとともに会場は一体感に包まれた。終了後はここ数日間の睡眠不足、疲れがどっと出て、帰路の眠かった事(笑)
友人からのメールをご紹介。「昨日はお疲れ様でした。帰り際に賛辞を伝えて、と思いながら何も言えませんでした。入魂の語りには常識的な褒め言葉も空虚だ・・・と(笑)胸に迫るものがありました。いかにも見てきたような嘘をいう講談話(でもないのかな?)と違って真実の話はなんとも重い。
確かに哀しく切ない話の極致なのですが、照明と音の効果、ストーリーのつなぎ等、構成・演出もよく考えられていると感じました。
生意気ながら、神田さんの話術によるところは当然ですが、あの救いようのない話を見事な現代の講談に仕上げていると思います。心動かされました。いいものを聴かせてもらってありがとう」


写真はお客さんで来てくれた「死んどるヒマはない」の益永スミコさんと。

Posted by k-kaori at 16:43:29 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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