May 25, 2016

木田節子さん入会!蟻塚亮二先生見参!

19(木)講談サロン、木田節子さん入会
今日から木田節子さんが講談サロン香織倶楽部に入会されました。木田さんは4年前に水戸のご自宅へお邪魔し、4時間にも渡ってお話を聞いたのが最初の出会い。バスガイドで鍛えた楽しい語り口、仕方噺も面白く語り部としての才能を感じたものです。4月26日対談相手として阿佐ヶ谷ロフトに出ていただき、講談サロンへお誘いしたところ、その気になってくださった。語りに講談をプラスして益々311の語り部として活躍していただきことでしょう〜。

この日、以前より行方不明だった沖縄の20歳の女性が乱暴され殺され遺棄された新聞に。なんという惨いこと。軍隊は殺戮、破壊が目的、一般社会とは共存できない。だから基地があるかぎり何度でも繰り返される。日米地位協定を見直すしかないのに、安倍首相はオバマ大統領になぜ言わぬ!大臣経験者のコメントとして報道されたのは「最悪のタイミング」といった、まるで政府が被害者かのようなもの。福島もそうだ。原発事故がなかったかのように振る舞い、避難者も苦労を無視し健康被害者の存在を隠そうとする。沖縄からも福島からも税金は有無を言わさず取っているのに、国民の税金で国民を苦しめる、そんな政権には去っていただくしかない!
22(日)御茶ノ水の明治大学リバティーホールでNPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワークの2016年度総会の後、同主催の講演会「原発事故と精神的苦痛」が開かれ、NPO会員や被災者の心のケアに関心をもつ市民など約80名が参加しました。

沖縄の不思議な不眠の話から入り、アメリカのホロコーストサバイバーの不眠と同じだと沖縄戦の聞き取りを始めた。6月23日になると認知症の老人たちが「戦争だ〜」と騒ぐ。福島では沖縄で学んだ事がそのまま役に立った‥。最初から引き込まれました。講演をしめくくる蟻塚氏のフレーズは、《決断は軽くていい=ま、いいかぁの精神が大切/勝つためのコツはあきらめないこと/そして未来は「なりゆきまかせ」で》という三原則。まさしく「あきれはててもあきらめない」で参りましょう〜。蟻塚先生、ありがとうございました。
詳しい報告はNPOのHPをどうぞ。

May 18, 2016

雁屋さん講演会、福岡で「ゲン」公演。そして定席で「福島の祈り」を!

7(土)「美味しんぼ」原作者の雁屋晢さんの講演会へ。
鼻血が出たと書いたら大臣からもバッシングの嵐。雁屋さんも井戸川さんもほんとに災難だった。自分が書いたことに対し「風評」は許せない、と自分の大変や初期被ばくの説明などを詳しく書いた《美味しんぼ「鼻血問題」に答える(遊幻舎)》本を出したら今度は打って変わって一切話題にしないと。あまりにも御都合主義のメディアのやり方にこちらまで怒りがわいてくる。この本はぜひ読んで真実を知って欲しい!
12(木)呼びかけ人の一人としてレッドアクション記者会見に参加。赤いものを身につけて戦争反対を訴える。6月4日は父の一周忌でいわきへいっており参加できないが、赤色は元気の色、大勢の女性(もちろん男性も)で国会を取り囲んでほしい!

14(土)早良市民センターで「はだしのゲン」(福岡西部、まんなか、糸島子ども劇場主催)公演。会場までは一度も外に出ることなく地下鉄で到着。
一ヶ月前、事前交流会講談ワークショップで福岡に来たがその日の未明に本震がありみなさん寝不足気味だったのを思い出す。
「はだしのゲン」初演から30年、あの頃より戦争がぐっと身近になってしまった。地震は震災、日頃からの備えと心がけが大切、しかし戦争は人災、絶対に起こしてはならないと前段でお話し、講談へ。
何と350人近くきてくださいました!皆様ありがとうございました!
翌日は折角博多に来たのだからと川端通りでラーメンを食し地下鉄へ。入口に川上音二郎の像が「権利、、幸福嫌いな人に自由湯をば飲ませたい〜」為政者は庶民の幸福や権利を嫌う、明治も今も一緒です。

18(水)日本橋亭でトリを担当。
演目は「福島の祈り-ある母子避難の声-」古典好きなご常連さんには?躊躇したものの、講談協会の顔付け担当が快諾してくれた。社会派の新作、ここで頑張らねば後に続く若者に申し訳ないと声をかけまくり、なんと嬉しい事に57人も来て下さいました。涙をぬぐいながら聞いて下さるお客様に私の方が感激。貞水会長の「古典と新作が車の両輪」と言う言葉ににパワーを頂いてます。練馬からのお客様とパチリ!

今日から講談サロンの坂爪さんがプロを目指して前座見習い開始。3ヶ月の見習い期間、がんばれっ!


May 04, 2016

「チェルノブイリの祈り」を終え大津市へ、高知へそして福井へ

4月26日チェルノブイリ原発事故から30年の今日、阿佐ヶ谷ロフトA「講談とチンドンが世界を変える」ジンタらムータさんたちの哀愁溢れる演奏にパワーをもらい「チェルノブイリの祈り」盛況裏に終わりました。トークゲストの木田節子さんのお話も彼女ならではの内容で皆さん聴き入っていました。お願いして良かった!お運びの皆様ありがとうございました!

29日今日の京都駅は観光客でいっぱい!湖西線で比叡山坂本駅へ。ここは明智左馬助の湖水渡りで講談の舞台にもなっている。坂本民主診療所さんの「健康まつり」で講談がいかに心身を鍛えるか、講談力、長生きの秘訣」というテーマ、実践入りで楽しんで頂きました。連休のホテルは早めに予約しないといけないと反省しつつ大阪繁華街の真ん中のビジネスで宿泊し、30日はギリギリ最後の一枚で予約できた高速バスで高知に移動。
5月1日高知県美術館ホールにて「はだしのゲン」公演。主催は昨年「福島の祈り」公演でお世話に成ったグリーン市民ネットワーク高知の皆さん。一年がかりで頑張ってくださり、当日はなんと小学生も含め252人も来てくれ、朝日、毎日新聞も大きく取り上げてくれました。講談後は主催者代表の外京さんとトーク、外京さんの発案で皆さんと発声や滑舌を楽しみ盛り上がりました。元気が出たとの声が。講談の後の締めとしてとてもいいかも!?


打ち上げでは昨日に続き美味しい土佐の魚料理の数々に満喫。土佐の皆様、ありがとうございました!!


各地で憲法集会が開催されるきょう3日。私は福井のアオッサ「はだしのゲンを語って30年、今憲法は」というタイトルで講演をさせてもらった。昨日高知から土讃線「南風」の車窓からの美しい景色に嘆息しつつ、サンダーバードに乗って福井に到着。前日に入って本当に良かった!!朝から強風で電車が運休になってしまったのだから。
そんな悪条件の中、県内各地から380人が参加してくださり、野党共闘候補の横山さんもギリギリ間に合い更に意気が上がりました。中嶌晢演さんも参加。本まで買ってくださり感謝!福井は大空襲に見舞われ、なんとか復興した3年後には福井大地震。地震で火災が発生しせっかく復興した街もまたほとんどが焼失されるという苦難の都市でもあります。この上原発震災まで起きてしまったら!福井の海の幸はじめ、自然豊かな暮らしを絶対に失って欲しくないと心から願いました。
4日は打って変わって晴天。帰りの時間を遅らせ、一乗谷朝倉氏遺跡を観光する事ができ戦国時代にワープしたようでした!