June 30, 2014

漢方復興物語

29(日)朝まで豪雨、そして講演終了後、また豪雨。打ち上げ会場まで地下を通りなんとかぬれずにすんだきょうは、「第65回に本東洋医学会学術界市民公開講座」で三浦於菟先生の「漢方名称物語」につづき「漢方復興物語」を一席。明治政府は明治7年に西洋医学採用をきめて昔から馴染んだ東洋医学、漢方を迫害。このままでは撲滅してしまうと立ち上がった一人の漢方医、和田啓十郎の物語だ。「西洋医学と東洋医学、それぞれ短所長所がある、やみくもに非科学的だと漢方を蔑むのではなく相対的に見極めるべきだ」フェアーな人だ。不公平が当たり前で弱いものをとことん無視する今の世の中、こういう人に首相になってもらいたいのだが。
この作品を発表してもう14年が経つ。発表当時はまだまだ無名だった漢方も徐々に見直され大学にも東洋医学科が出来てまるで夢のようだ。和田啓十郎の情熱の生き続けている。

June 23, 2014

還暦をむかえた母親大会

21(土)静岡おやこ劇場さんの高学年例会で「はだしのゲン」公演。小中高の皆さん、静かに集中して聞いてくれました。終了後の打ち上げでもっと福島の現状を聞きたかったとの意見。私も話たかった。で、今度からは時間をもっと長くしてもらおうと思う。何しろ、伝えたいことが有りすぎて…。22(日)滋賀県母親大会は朝方の雨が上がって気温は涼しく、もってこいのお天気となりました。会場の聖徳中学校には予想以上の大勢の皆さん。母親大会というけど男性もとてもおおく60年目の歴史を感じます。青田勝彦、惠子さんご夫妻も来てくれ、満席のお客様に「一万円」を聞いていただき、お二人を紹介することもできました!甲賀市議の山岡さんが早速FBにアップしてくれた写真、バックの絵もいいですね。





June 16, 2014

井戸川克隆さんと

与野駅から徒歩3分の下落合コミセンで前双葉町町長井戸川克隆さんの講演を聴く。まず、あちこち具合が悪く、きょうは感覚が変でもやっとした感覚とご自身の体調を報告。被曝の影響がでているのでしょう…。
自分で作ったパワーポイントを使い、分かりやすく丁寧だ。今、再稼働に賛成している自治体に考え直して欲しいと、原発があるが故に赤字で苦しんだ経験を語る。そして3年経った町民の生活はというと。原発の仕事は一日10分だったからフルタイムの仕事は勤まらない。商業者は避難先で再開できない。開業すると避難先で商売敵になってしまうから。農家は技術が有るから技術力で改善できるなど「手に職」がある人が強いと強調。そして今まさに進行中の中間貯蔵施設に関しては、双葉町大熊町など地元の地権者を無視し、権限もない行政区長と話を進めているそうだ。こういう人権侵害がまかり通っているのだ。講演後、質疑応答に1時間、そして「福島原発避難者訴訟、相双の会原告団」の呼びかけ人として一言挨拶をさせてもらった。
世話人の荒畑さん宅での懇親会には27人も参加。持ち寄りのおいしい手料理をいただきながら、さいたまで避難生活中のみなさんと泣いたり笑ったりの心に残る一日でした。

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June 09, 2014

テント1000日!

8(日)「STOP再稼働!テント1000日!6.8.集会。」なんと320人も参加してくれました。参加者の一人でFB友人の上田道夫さんのFCでのコメントをそのまま紹介します。
【明大リバテイーホールは、経産省前テント広場を守ろうという市民たちで、定員300人の席は満杯。木内みどりさんの司会で、中嶌哲演さん、武藤類子さん、河合弘之弁護士、反原連のミサオ・レッドウルフさんたちが熱いスピーチをおされた。その中で、ひときわ精彩を放ったのは、、女流講釈師の神田香織さん。安倍晋三君と同じ午年の生まれという不幸を 背負いながら、「講釈師は見てきたような嘘をつくというが、今や”首相が嘘をついて”、講釈師”が本当のことを言っている。」と辛口の批判に会場はどっと湧いた。そして、新作「福島の祈り」を、”原稿を見ながら”しずかに、時にあらあらしく、怒りと悲しみを、表情豊かに語られた。(われわれは、ラッキーにして、原稿を見ながら講釈をするという、師匠の「歴史的瞬間」にも、立ち会った)】

上田さん、ありがとうございます。新作は覚えたら原稿は不必要になる、だから今だけの「歴史的瞬間」です、と(笑)でも最近、物覚えが悪いからいつまでも「歴史的瞬間」だったりして…。



June 07, 2014

青森の佐高塾にて

6(金)佐高信青森政経塾に呼んでもらい『づくh嶌の祈り」語った。は2年前に発足したそうだ。今年は集中講座で5月に佐高さん、6月に私と福島瑞穂さん、7月に松元ヒロさん。青森は「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」で呼んでもらっている。六ヶ所村、東通原発と青森も福島と同様原発施設では苦労の連続だ。「福島の二の舞とならないようふんばってくださいと最後にご挨拶。懇親会は地元の高齢女性達のお店。大きなしゃこ。生きた白魚、ヒラメにホタテなど美味しいお魚をご馳走になりました。

翌日立ち寄ったねぶた会館「ワ&#8226;ラッセ」の入り口にて。