June 25, 2008

信頼できる仲間の集い

国鉄闘争に勝利する共闘会議議長、二瓶久勝さん。この4月にオリジン電気を退職、そのお祝いの集いに参加した。佐久間忠夫さんが私を引き回してくれいろんな方に紹介してくれた。
それにしても22年前佐久間さんを取材した頃とほとんど体型が変わっていない。「自分はこういうあぶらっこいものは好きでない」と取り皿の料理をみてそうおっしゃる。なるほどと感心しながら私は箸を動かす。それにしても盛り上がったパーティーだった。挨拶もみなさん活き活きしている。
 闘争団・家族が筆舌につくせない辛苦を味わいながら22年間も闘ってきたのは「自分達の闘い方・生き方が正しい」「人らしく生きよう」という確信から。この会場に集まっているのはそれを心から支援する人達。裏切らない、信頼できる仲間の集いとはこんなに楽しいものなのでしょうか。2次会も最期までご一緒してとてもいい気分で帰路についた。



June 23, 2008

講談サロン、いい調子

講談サロン香織倶楽部、今回は見学参加も含めて新人の方がお二人参加されました。
20代の女生と70代の男性、
女性はラジオのパーソナリティだけあって勘もよく声も魅力的で、続けられたらきっと仕事に役立つと思います。男性は講談のご常連、そういえば寄席でよくお見かけしたような?
すでに講談調子を身につけ力のある発声でさすがです。
最年少と最年長のおふたりの参加で、ますます盛り上がってきました。



June 21, 2008

石川町で「はだしのゲン」昼夜公演

朝、新幹線で新白河へ。きょうは石川町で「はだしのゲン」昼夜公演。
石川町は人口2万人程ですが、街おこしや文化事業に熱心に取り組んでいて10年程までには「はだしのゲン」と「新釈四谷怪談」で2回公演をしたことがあります。
驚いたのはなんと10年前のその「新釈〜」を聴いて途中で具合がわるくなり、救急車で運ばれた男性がいたとのこと!!私に心配かけまいと当時は黙っていたと聴いて恐縮。でも、すごい作品だったんだな〜と我ながらびっくりです。その後その方がどうなったかは聴き忘れ…。

 私と同世代の方々の「ウエーブゆい」、地元を誇りに思えるこどもたちを育てたいと石川町の特徴を掘り起こしに懸命だ。石川町はその名の通り、特徴のある「石」を産出、戦時中にはウラン鉱をめあてに理化学研究所の原料班がやってきて当時の中学生が採掘にかりだされたそうだ。また、自由民権運動も盛んだったとか…。
「地域興しは講談(語り)から」。懇親会のみなさんの熱弁に何かお力になれたらと願う1日でした。
宿泊の母畑温泉郷・「高蔵内源泉」はせせらぎの音とラドンの源泉。なんともゆったりした時間が流れてました。

June 20, 2008

未来寄席

「女性と仕事の未来館」の館長、渥美雅子さんは講談師でもあります。
年3回「未来寄席」を開催、今回で14回目。講談の普及にも勤めて下さり講談で身をたてている私としては感謝感激。
まず渥美右桜左桜さんの大岡政談。ふたりの母が一人のこどもを奪い合うお話に今日の300日問題を入れてわかり易く語る。その後はもと校長先生の馬橋亭好朝さんの「薮入り」そして音響入りで「杢べえ伝説」。200ぐらいの会場はお客さんの顔がよく見えて語りやすかったです。千葉渥美講談塾、ますますがんばってください!

June 14, 2008

思い出の北見へ

 北見は昨年2回も呼んでもらっている思い出の地です。確か昨年6月は断水していたっけ…でもって今年は低温注意報…。「オポーツク国鉄闘争に連帯する会」のみなさんとは半年ぶりに再会。外は寒いけど会場は熱気が感じられました。加藤晋介弁護士の「裁判闘争の情勢報告」に続いて「ぽっぽや義士伝」稚内と同じく最後に「闘争団の義士の面々、おであいめされ〜」「お〜」拳をあげ、走って壇上に駆け上がる闘争団の面々のかっこいいこと!
 それにしても、いまや世の中全体が国労的状況に追い込まれているよう。「人らしくいきようぜ」20数年にわたる闘いは今や労働者の精神的シンボルになりつつある!そんな手応えを掴んだ3日間でした。なんといっても支えてくれる家族、仲間がいる、裏切らない仲間がいる、これがいかに大切か!
 秋葉原での惨劇、加藤智大容疑者にもし仲間がいたら、あんな惨事はおきなかったのではないでしょうか。
 稚内、名寄、オホーツクのみなさん、ありがとうございました!またお目にかかりましょう。