May 28, 2008

船場吉兆が廃業

 広小路亭昼席、今回も70人も来てくれました!終演後、土浦の友人がかわいらしい若い女性を紹介してくれました。なんと隣にいたお客さんで、講談に興味があり、ひとりで来てくれたとのこと。来月の講談サロンにぜひ顔をだしてねと広小路亭においてあるチラシをわたそうとしたところ、チラシが売り切れ?!でも、来てくれるといいな〜。
 きょうは気温も曇り具合も着物で外出するには最適。淡い単衣を着て大出。着物だとなぜか知らない人でもとても丁寧に接してくれます。自宅マンションエレベーターで乗り合わせた少年、降り際に、帽子をとって挨拶してくれ感激。

 船場吉兆が廃業、食材を大切にするのはいいことだけど、高いお金を払うお客さんに対して使い回しはやはり厳しいかも…。残り物は貧しい芸人たちに振る舞えばいいのです(笑)


May 27, 2008

我が国民にこそ「思いやり」を

 米兵がオランダ人女性に暴行を働いてそのお詫び金300万を日本政府が払った!どういうこと?税金の使い方がむちゃくちゃすぎるのではないでしょうか。

 そういえば4月に決まった、米軍への思いやり予算2000億以上。かつて日本が金持ちのときに金丸という人が「おもいやり」と称してふるまったのは60億、それが習慣になり、30余年経って今はこの額!3万人以上も命を絶ち、いまや国民の生存権も守れない日本、餓死者もでている日本。
 今度は我が国が「思いやり」を米国に要求してもいい時期ではないでしょうか。



May 21, 2008

5・21集会

文京区民センターにて「懐憲・国民投票体制を撃つ5・21集会」で「国鉄労働者義人伝」。
加藤晋介弁護士の語りに感動しました。滑舌もよく、押し出しもあり、身振り手振りもとてもいい。
なんといってもその話の中身、鋭く、的確、ときに笑わせ、ときに怒りを思い出させる。「中曽根に往生してもらう前に鉄パイプで中曽根の頭を4、5発叩きたい」おもわず笑ってしまった。これぞまさしく講釈師!
でも、22年間闘ってきた国労闘争団のみなさんの気持ちを思うと4、5発じゃ収まらない。
すでに闘い半ばで亡くなった方は47人。
この20年で日本はがたがたになってしまった。加藤さんの話を聞き、これからどんな国を作り上げるか、ひとりひとりの責任だという思いを強く感じた一日でした。

 闘争団のシンガーソングライターの岩野さんが「物販の毛ガニが売れ残って残念な思いをしたことがあった」から「バナナの叩き売り」を教えて欲しいと言ってきた。なるほど、これはすぐに役にたちそう。
 

May 19, 2008

「いのちの作法」

 いまにも雨がふりそうな午後「いのちの作法」の試写会にいく。
岩手県西和賀町にくらす市井の人々の珠玉のメッセージ、上質の笑いにみちた作品。
お年寄り、障害者、母子家庭、派遣労働、使い捨てと、あげればキリがない弱者切り捨てこの国の為政者にこそ見て欲しい映画だとしみじみ思う。

「こんなにエネルギーのある村を国は見捨てていいのですか?」という若者のラストのメッセージは印象的。こういう共同体をいそいで取り戻さなければ、日本はもうおしまい。取り戻せないなら作り上げなきゃ…。
ため息がでるような美しい農村の映像。久しぶりに故郷の景色が恋しくなり「幸せな気分」で会場を後にすることが出来ました。

May 14, 2008

人災と天災は引かれ合う?

 久しぶりの沢田先生レッスン。先生、お元気そうで何よりでした。
寒く曇天の一日、きのうもおとといもそうだった。まるで天変地異の前触れのよう…。
ミャンマーのサイクロンといい四川省の大地震といい、なぜ騒動がおこっている国に?と疑問に思っていたが、防災関係の友人からのメールでびっくりした。
(以下引用)
「戦争や内地紛争を繰り返している国は大災害に見舞われる」は、
世界の災害史です。5月2日〜3日、サイクロン直撃のミャンマーも然り。
2005年8月、米・ニューオーリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」では、
イラク戦争中のブッシュ政権やFEMAに非難が集中しました。
同年10月、パキスタンのM=7.6の大地震も紛争地域を直撃、
政府の災害対策が大幅に遅れました。
日本も1940年9月17日の「枕崎台風」が典型例でした。
敗戦後約1か月、原爆の広島市を中心に大きな災害となりました。
柳田邦男氏の「空白の天気図」に詳細が書かれています。
戦時下では、まず災害情報が伝わらない、災害対策が遅れる、
弱者の切り捨て、民主化運動へ懸念、などなど。
江戸末期(安政2年)の江戸直下型地震(1万人死亡?)は、
「政治も経済もダメ」の混乱期に起きました。
日本も油断は禁物です。)

なんということでしょう。人災の戦争、紛争と天災は引かれ合うのでしょうか?
150年前の飛越地震も動乱の安政年間、政治も経済も地に落ちた日本、あやうし。
被災地の方々の一刻もはやい救助を願わずにはいられません!!