June 09, 2007

「神田香織独演会ビリー・ホリデー物語り」

「神田香織独演会ビリー・ホリデー物語り」おかげさまで満員御礼となりました。ありがとうございました。前回のときのように「新内流し」でお迎え。新内とジャズの共通点をちょっと語って、ハルマ・ゲンさんのピアノで一曲目の「サニーサイド」を歌う。2局目の「エイント・ミスビー・ヘブン」の間奏でサックスを吹きながら沢田靖司さん登場。そしてトーク、やさしいじゃないですか。「香織さん、のど、からからでしょう、だれか、水もってきて」って。ほんとにひきつりそうだったから(笑)喉を潤して沢田さんのピアノで「ボディー・アンド・ソウル」を歌う。お客さんたちのあたたかい拍手、やさしい演奏、もう、最高の気分でした。
沢田靖司さんの歌はお客さんを魅了してすばらしく、最後の突然の別曲によるデュエットで客席も私もはじけた感じ、さすが沢田師匠!
講談は立ち講談、動きやすいし、いいかも?ゲンさんの生演奏が場面を盛り上げてくれて、ドラマチックに終える事が出来た。もっと続きが聴きたいって感じでお客さんたちなかなか動かれず、こちらが感激。プロのジャズシンガーも何人か来てくれていたしチラシのキャッチコピー「ビリーは普通の女だった。その抜群の、歌の表現力をのぞいては」を本からお借りした北村公一先生も来てくださった。
長い一日、私にとっては歌にも挑戦した記念すべき独演会、みなさんに支えられて無事終了、感謝感激です。お客様、沢田さん、ゲンさん、スタッフのみなさん、ほんとにありがとうございます。