August 31, 2007

「明烏」は眠くなる?

運動不足だ〜と家事をすませてからジムへ。20分位大急ぎでおよぎ、新内の稽古へ。三味線に続き、新内の稽古。師匠が「きょうは明烏を勉強しましょう」と。「明烏」は「蘭蝶」とならぶ新内の古典の双璧。やはりとても難しく、師匠の後について声をだすのがやっと。これが40分も続く。なんと、終わりのころ、私は自分で声を出しながら、こっくりこっくり…水泳の快い疲労感のせいか、船をこいでしまった。
「私も若い頃、稽古中に眠くなったものよ」と笑いながら慰めてもらったものの、まさか、声を出しながら…。講談を聞きながら寝ちゃうお客さんを私は責められないなあ〜。

August 30, 2007

「鈴虫や庭に内外なかりけり」

広小路亭昼席。朝早くおきて「浜口梧陵伝」の練習。1日のNHK防災パークにかける演目。けっこうがんばって稽古する。寄席につくのがぎりぎりに。織音が楽屋入り口で待っていてくれ、私の鞄を受け取ると勢い余って、角の看板に頭をゴチン。そんなにあわてなくても(笑)。なんとなつかしい古里のお客さんが来てくれていた。こういうのはほんとにうれしい。
きのうの句会は仕事と重なり投句。2位になったとのこと、嬉しい!二選は
「八百屋の子西瓜と並んで叩かれて」
これは自信作。特選は「鈴虫や庭に内外なかりけり」これはいろんな解釈がありで納得、でも、言葉足らずで選にもれたのは
「道行けば秘する山百合そこここに」
歩いていて香の強さにびっくり、思わず山百合をさがすけど、見つからないじれったさ…、さがしたいけど、時間がない。って人生そのもの?ほんとは時間は有り余る程あるのだけれどね、本物をさがそうとするときは…。
「新内の節か胡弓か風の盆」
新内の高く切ない声と胡弓の音は区別がつかないほど、切ない、故人を思う時、夢と現は重なりあう、そんなまどろむ時間が私は大好き、もっともっとまどろんでいたい…。

August 29, 2007

原宿「77」で「ビリー・ホリデー」

原宿「77」で「ビリー・ホリデー」なんと前日まで心配しまくりだったのに、ほぼ満席!師匠沢田靖司のお弟子さん、ボロンテール・シスターズのお三方、ピアノの馬場さんたちのお陰でほぼ満席!香織倶楽部」のメールを見てくれた方、みなさま、サンキュー・ベリ〜マッチ!
一部は歌、二部は講談、二部が終了後、「さっき、ディエット、忘れていたね」と沢田先生出てきてくれ、楽しく披露、これでまた盛り上がりました。さすが、サワチン!「
感激したのは、23日の「いわき市」の集まりで「絶対行くから」と約束したいわきタクシーの門馬さん、市内の公演と勘違い。でも「約束は約束」と常磐道飛ばして駆けつけてくれた!終演後は疾風のごとく、いわきへ帰ったそうな…。タクシー会社だから運転はお手のものでしょうが、日帰りで来てくれた…!いわきの男はいい男!10月と12月のJAZZフェスもよろしく!みなさま、ありがとうございました!



August 28, 2007

「北とぴあ」で「はだしのゲン」

「北とぴあ」で「はだしのゲン」公演。北区議、福田実さんが中心になってがんばってくださった。明日の宣伝もかねて、講談の前に「神田香織事務所」からのアピールをさせてもらう。袴姿でどうかな?と思いつつ、まずはカラオケで「ユッド・ビー・ソー・ナイス・ツーカムホームツー」を一曲披露。お客さんはともかく?私としては大好きな歌で、とてもハッピーな気分!
「はだしのゲン」はテレビでも放送されたこともあり、私も今までと違ったセリフのいい方を工夫できた。自分としてはとてもいい感じ。
終演後「いろんな名人の講談テープを聞いているけど、講談はここまで進化したんですね。」と言ってくれたお客さんもいて、(もう20年語って入るけど)ちょっと嬉しかった。客席にひときわオーラを発している和服姿の女性がいて気になっていたら、なんと「ぶらっと!」の編集長、野口智子さん。拙本を求めてくださり、初対面のご挨拶。なんでも年中着物だそうだ。えらい!「一年を着物で過ごすいい女」とは彼女のこと!「ぶらっと!」私もがんばって書かせてもらおう。

August 23, 2007

「ふるさとマルシェ」

第一ホテル東京での「いわき市在京・地元各界交流の夕べ」に出席。いわきのみなさんのなつかしい顔・顔・顔。おもわずなまりまくってしまう。いわきは首都圏に近く、自然環境が抜群、定住だけでなく二地域居住の推進にも力を入れるのはいいことだ。週末はいわきの家というのは理想的。いわきに出戻っていた9年間、私は理想的な二地域居住をしていたのだわ。
櫛田市長の人柄か、参加者が多くて、少ないお料理はあっと言う間になくなってしまい、私が食べたのは田人まんじゅうだけ。やはり空腹の友人会田和子さんや母校の先生だった志賀さんたちと2次会へ。「ふるさとマルシェ」を立ち上げて、東北はじめ世界各地の逸品のネット販売を手がけているそうだ。
さっそく覗いてみよう。