October 31, 2006

高橋哲哉さんと対談

週刊金曜日の本社で高橋哲哉さんと対談。同じ福島県出身ということで「憲法を活かす福島県人会」の呼びかけ人同士。まず高橋さんから沖縄の現実を聞きびっくり。沖縄では、なんと10月ごろ米軍基地にパトリオットミサイルが地元の合意一切なしに配備されたそうだ。地元の人たちは真っ先に攻撃対象になるのではとの不安が高まっているが、久間章生防衛庁長官は「沖縄の県民は幸せに思わなければいけない」と発言したという。なんと無神経な。全国土の〇・六%のところに七五%の基地が集まっている沖縄。ヤマトにすむ私たちは久間さんもふくめもっともっと想像力を働かせねば!昨春「ふぇみん」の公演でご一緒した糸数慶子さんが参議院をやめて、知事選に出馬。沖縄県知事選はまさに正念場だ。

October 30, 2006

教育基本法の理念を

高校の履修不足問題、そういえば。今春大学に進んだ娘は世界史をとっていて家中に張り紙をして猛勉強。ある日、日本史が充分でないのに大学行くのが不安、日本史も世界史ぐらい勉強したいから1年浪人したいといって私を驚かせたことがあった。私が高校の頃は両方やっていた記憶がある。文部省はいつから手抜きするようになったのだろう。歴史がわからなくてどうやって、国際社会とうまくやって行けるというのだろうか?
新聞に医大に受かっていたはずの点数をとりながら50代後半の女性が年齢ではねられたという記事。強い意志でがんばった彼女の努力を思うと頭が下がる。さぞ無念だろう。100歳近くになっても現職の医者がいるくらいなのだから、彼女の医者人生は短いだろうと勝手に決めてはねつけるその傲慢さ。履修問題といい、教育機関はもっと謙虚に、フェアーにお願いしたい。教育の機会均等など、教育基本法の理念をきちんと守ってほしい。

October 29, 2006

中能登町の石動山へ

飛行機で1時間、その後車に乗り換え2時間かけて、石川県中能登町の石動山へ。4年前に昔の坊を再建した大宮坊で講談を一席。山の上だから足の便はよくないが、役場で参加者をバスにのせてつれてくるのだそうだ。昨年はすみれさん、その前は紫さん、琴桜さんと毎年講談の会を開いてくれている。大変でしょうが、今後とも続けて欲しい。昔の霊場ということもあり、景色も空気も水もおいしく感じられた。帰りの便で保坂展人さんとばったり会い、びっくり。彼のブログ「どこどこ日記」は結構読み応えあり。それにしても飛行機での日帰りは少々疲れました!

October 26, 2006

山陽師匠のお墓参り

10月30日は山陽師匠の命日、今年は7回忌をむかえる。そこで照山兄、翠月姉、織音さんとみなで池上本願寺へ山陽師匠のお墓参り。晴天、少し歩くと汗ばむ陽気。霊園はとっても広くてしばらくは照山兄のかすかな記憶をたよりにお墓探し。無事見つけ出し、師匠が好きだったおはぎを供えて、手を合わせる。りっぱなお墓だ、おそらく戦争で供出したのだろう、門の取っ手がない。鉄でできていたであろう柵もない。ふとみると、大勢の園児たちがぞろぞろと散歩をしている。みなほんとにかわいらしい。…この子らもゆっくり成長し、いろいろ体験して、やがてはお墓にはいるんだなあ〜、おっと、その前に私も。いつもお子どものような笑顔で迎えてくれた師匠との稽古風景をしばし思い出して手を合わせる。

October 23, 2006

札幌へ

JR北海道の各鉄道協会共催講演会に呼ばれて札幌へ。年に一度のこの講演会はとてもユニーク。友達の輪で、次の後援者を紹介するのです。私を推薦してくれたのはなんとあの辛淑玉さん、(いまはアメリカ留学中でとても寂しい、はやく戻ってきて〜)。辛さんを推薦したのが上野千鶴子さん。このお二人と比べたら私は迫力不足?和気あいあいとした感じであっと言う間に終了。その後はJRタワーホテルでみなさんとお食事。このホテルはスパがついていて、その後はゆっくり温泉に入り、マッサージ。とってもリフレッシュ出来た。さあ、誰を推薦しようかなって考えるのもちょっと楽しい。