April 28, 2018

母子避難連続公演、映画「タクシー運転手」に感動

4月14日中野芸能小劇場で独演会。二日とも母子避難の講談。きょうは4年前から語っている「福島の祈りある母子避難の声」で
 2月のカンボジアツアーでご一緒した皆さんが茨城、山梨、千葉、そして香川からも駆けつけてくれ、講談のあとのお茶会はまるで同窓会のよう、素晴らしい旅の仲間です。

4月15日雨が上がり、11時から、吉田千亜さんの「ルポ母子避難」母親たちの壮絶な体験を語らせてもらいました。講談のラスト「復興という希望に満ちた言葉の裏で数えられることさえなく困窮する無数の人たちがいます。それぞれの苦悩と葛藤を抱えて懸命に生きた彼女たちの日々は記録に残されることなく歴史の中に消えていくのでしょうか。未来はあの震災が産み出した無数の母と子の物語を語り伝えていくのでしょうか!」
 微力ながらしつこく伝えてまいります!「地図から消される街」の著者青木美希さんの手による「国から見捨てられ命を絶った、とある母子避難の悲劇」も紹介。政府よこれ以上、母と子たちを泣かせないで!当日券あります。

4月23日ポレポレ東中野で上映中の「獄友」、終了後の監督とのトークでは、足利事件の菅家さんと講談教室の皆で楽しんだお花見とカラオケの話、6月23日に豊橋市で石川一雄さんの「塀の中の学び」を披露する件や教室の面々が冤罪講談を語っていることなど報告。元気になる映画、大勢の人に見て欲しい。

4月27日午前中は金正恩氏と文在寅大統領の握手と笑顔で泣き、午後は「タクシー運転手-約束は海を越えて」でまた泣いて。30年前に訪ねた光州の広場、それほど広くない広場であの惨劇があったのだ‥。大勢の血が流れて民主主義を手にした韓国、日本との違いにため息でる。