June 06, 2016

植草さんとパチリ、サロン発表会

6月2(木)
「九条の会・さいたま」の講演会に参加。植草一秀さんでテーマは「オールジャパン平和と共生ー私たちにできることは何か」ちょうど昨日、通常国会が会期末を迎えての安部首相の記者会見の話から。2014年12月総選挙に向けての11月の安部首相の演説。
「来年10月の引き上げを18ヶ月延期し、そして18ヶ月後、さらに延期するのではないかといった声がある。ふたたび延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言する」「平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施する。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況を作る出すことができる。私はそう決意している」そして国民に信を問うたわけだ。
そして1日の記者会見ではアベノミクスの失敗を認めるわけでもなく、公約違反を謝るわけでもなく、「新しい判断」で消費税アップを延期するといったわけだ。
このことに対して植草さんはずばり、「おそらく話している本人が意味を理解していなかったのだろう。原稿の書き手が悪い。安部首相はリーダーであるといっても、LEADER ではなく READERだから、原稿の書き手が悪いということだが、「新しい判断」というものが、「再延期をすることの正当な理由になると考える人は一人もいのい。「国民の信を問う」といっているのだから国民ははっきりと「NO!」を突きつけてやるべきだ。と。
まったく首相がこれでは、今後政権政党が変わっても公約違反に対して「新しい判断」といえば通ってしまい自民党は何も言えなくなる。
墓穴をほりましたな‥。
植草さんの話は戦後史から、これからの政治の在り方までとても1時間半では終わらない、本を買ってじっくり読むことにしましょう。

5(日)4日の父の一周忌を終え、本郷3丁目の本郷文化フォーラムへ直行。実家へ帰ると「おう、来たか!」という明るい父の声が聞こえてきそうだった。私のなかで父はまだ生きている‥。久しぶりに会った母は目が見えない代わりに?耳が以前より良くなったようだ、声も大きくて元気そうだとちょっと安心しながら実家を後にし、 午後2時からの講談サロンの発表会に5分前に到着。
プロの講談師をめざし5月から前座見習いに入った伊織さんが、最初「湖水渡り」 最後「一豊出世の馬揃えと二席を担当。お見事な出来栄えでした!織りんさんの「伊達家の鬼夫婦」は私が客席からプロンプするというアマチュアならではの楽しい高座となり、織部さんは「神崎与五郎」をたっぷりと。織福さんはダンボール製の鎧兜で「真田幸村」久織さんは「名調子」の数々で。ほんとに皆さんのびのびと演じられて楽しい発表会でした!