October 14, 2016

北海道、「知事抹殺」そして高橋哲哉さんと対談

10月8日と9日
和寒町と新得町での「はだしのゲン」公演の報告です。8日の和寒町、元小学校教諭で道議員を長年勤めた渋谷澄夫さん(86)が中心となり、教え子の皆さんとが実行委員につらなって取り組んでくださって、会場はほぼ満席。元国鉄闘争団の川端さんも名寄からきてくださり懐かしい再会となりました。終了後の懇親会では農業の話に花が咲き、なんとカボチャやジャガイモを送っていただくことになり今から楽しみ。

9日の朝、窓の外には虹がかかっていて、北海道ならではの感動的な目覚めでした。元国鉄闘争団の佐野周二さんの車で新得町へ約3時間の旅です。時々雨に降られながら富良野の景色を眺め、台風被害で氾濫した空知川べりに流れ着いた流木の多さに驚いたり‥。新得町にはいると、大雨で流されてしまった鉄橋の補修作業が3カ所で行われており、被害の大きさを実感、佐野さん宅も地下に水が入ってしま片付けが大変だとか。そんな中、懸命に取り組んでくれて心から感謝です。昼、毎年恒例の「大雪祭り」に飛び入りで挨拶させてもらいました。あいにくの雨で飲食のコーナーはちょっと寂しい。暖かいお蕎麦をいただいた後、寒さに震えながら出番を待っていると、な、なんと私がステージに上がった途端、雨があがり青空が顔を出したのです。晴れ女とはいえ、これには本当に驚きました!
本番終了後のサイン会では「今まで知らなくてごめんね」と女性が本を3冊買ってくれたり、小学3年生の男の子が握手を求めてくれたり、中学生が挨拶に来てくれたり、高校の放送部が取材してくれたりと皆さん感動してくれた様子で手応え十分。新得公民館の2階には原爆投下後の広島市庁舎の敷石が「平和祈願の石」として設置されていて高校生達と記念写真を。

「はだしのゲン」公演には道内各地から大勢のメッセージが寄せられました、帯広からは石川知裕さん、映画館監督の藤本幸久さん等々。終了後は皆さんに報告をするそうです。「戦争反対、原発反対の運動を拡散する、忘れない」一環としてこの公演を活用すると佐野さん、私としてもとても嬉しいです。さすがに国鉄闘争で培ったノウハウは本物です。
温泉施設レイクインに宿泊して、今朝の窓からの景色もうっとりするぐらい美しい。(紅葉はまだでしたが)
和寒町、新得町の皆様、お世話になりました!たった2日間でしたが雄大な風景とおおらかな皆さんにすっかり癒されたような気分です。

10月12(水)
郡山の三田公美子さんがプロデュースした、映画「『知事抹殺』の真実」が完成し、午後6時から千代田区内幸町のプレスセンター9階日本記者クラブAホールで記者会見、午後7時からの試写会をみた。栄佐久さんの挨拶「これだけの人に来ていただき、晴れ晴れとした気持ち。牢獄に入ってもやましくないから落ち込まないでいたが、周りの人達が虐められた。本当の闘いがこれから始まる」この方が知事のままだった今のような無惨な福島にはならなかった‥この国策捜査は安倍第一次内閣が始まってすぐのこと。福島を壊したのは安倍政権といっても過言ではない!

10月13(木)
講談サロンの前の時間に、鹿砦社『NO NUKES voice』の企画で高橋哲哉さんと対談。テーマは「福島と沖縄、原発と基地」。高橋さんとは他の雑誌も含めもう何度か対談させてもらっていて、結構言いたい放題?過激な内容になっているかも(笑)

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