April 24, 2016

池田まき応援、貝原浩原画展、そして松山へ

4月24(日)
19日、参議院銀会館で開催された北海道5区補選の池田まき応援緊急集会に応援団として参加。立見が出る程でした。上田文雄さんが池田さんの人となりを紹介すると拍手がおき、呼びかけ人は澤地さんから始まりあっと言う間の1時間半。この熱気を北海道5区に届けたい!糸数慶子さん原中さん、奥田愛基さん、鈴木邦男さんとパチリ。
20日は19時から、ギャラリー古藤で開催中の貝原浩原画展トークイベントに出演しました。テーマは「チェルノブイリとふるさと福島」貝原さんの絵は11年前ゴメリ州、全村避難の村を訪ねた時出会ったおばあさんに似ていて懐かしく、11年前の話から始めることに。貝原さんはなんどもベラルーシに通ってスケッチを残した、そして50台の若さでガンで亡くなったのだった‥。おばあさんたちの会話が聞こえてきそうな素晴らしいスケッチの数々でした。
そして23(土)は「伊方原発再稼働を許さない4,23in松山」で講演のため松山空港へ。一週間前の熊本大地震で中央構造線断層から5キロしか離れていない伊方原発の不安が増す中、約2700人も参加。なんとか天気も持ちこたえた曇り空の下、私は「チェルノブイリ、福島の叫び」と題して約25分音響入りで語らせてもらいました。パレードでは皆気持ちを一つにミカンを守ろう!瀬戸内海の魚を守ろう!再稼働許さないと新緑の松山市内を訴えて歩きました。
10ヶ月に3回もの大集会を主催している「伊方原発をとめる会」の皆様とパチリ。
毎年福島にプレゼントしてもらっている愛媛のミカン、今年も子どもたちが楽しみにしている事でしょう。失ってからでは遅い。心から「福島を繰り返すな!」と叫んだ1日でした。


April 17, 2016

熊本大地震直後に福岡へ

4月17日
14日に熊本で大地震が発生してしまった!ちょうどいわきにいて5年前を思い出し心底から心配になった。川内原発が稼働しているからだ。早く止めてほしい、と祈りつつ16日は5月のこども劇場例会「はだしのゲン」公演の事前交流会ワークショップで福岡へ。16日の未明また大地震があり福岡も揺れたから、ツイッターで福岡へ向かうとつぶやくと友人たちから心配するコメントが届いた。
講談ワークショップ途中に一度余震があり一瞬ざわつく。福岡の皆さん、地震に慣れてないのでお疲れの様子だ。アンケートには「地震で疲れ気味だったが、声を出してすっきりした」お役に立てて良かった(笑)夕方からの講演会では戦争、災害をテーマにして、声を鍛え、怒りと知識で「自分の命は自分で守る」と。17日の帰りの空港は強風で混乱してカウンターには長い列ができていたし、1時間も遅れてしまったが、なんとか無事に戻ることができた、日本は地震列島だという現実をいやというほど思い知らされた二日間でした。


April 05, 2016

桜満開、「福島の祈り」ツアー報告

4月1日から4日までの敦賀、京都、富山「福島の祈り」ツアー報告です。

1日、休憩をとりながら6時間かけて敦賀へ移動、2日は開演前に会場近くの金ケ崎「人道の港敦賀ムゼウム」に。敦賀港は以前は国際港で、ウラジオストックからシベリア鉄道につなっがっていた、杉原千畝のピザで救われた6000人ものユダヤ難民が敦賀港に上陸、その時の感動が伝わってくる。
講談終了後は松永寛治さんの案内で美浜原発、そしてもんじゅを遠くから。美しい海水浴場に全くそぐわない。
私の講談の前に病院から車椅子で駆け付けた主催者代表の杉原厚子さんの力強く挨拶、
「ガンで腹水が溜まり、ポンポコリンのお腹でやって来ました。今92だが安倍に負けるわけにはいかない、必ず原発を止める」
お客さんたちは笑っていいものか戸惑っていると、もう一度「ポンポコリンのお腹できた」と繰り返され(笑)杉原さんからパワーをいただきました。その後の主催者代表の方の挨拶、微妙な静か語りの中に間があり、会場はシーン。懇親会でその方が真宗大谷派の僧侶さんと知り納得(笑)敦賀環境を考える会のみなさま、ありがとうございました。


3日、花曇りはの京都は「京都アスニー」で午後2時から「福島の祈り」そして佐伯昌和さんのお話「ぼくの暮らしと脱原発」に続き南相馬から京都に避難中の福島敦子さんの訴え、そして市民環境研究所代表の石田紀郎さんが「福島原発刑事裁判を支えよう」のテーマで講演と充実した内容でした。NPOで京都の家をリフレッシュハウスに提供してくれた木原さんご夫妻、大津市から青田さんご夫妻も駆けつけてくれてました!終了後、福島さんのご友人、仙台から避難中の方に話しかけると泣き出されて、どれほどお辛かったかと‥。福島さんたちは裁判で訴えている、心から応援します。


4日、京都から富山へ。真酒亭の村田千晴さんが主催する「みゃーらく座」はマルセ太郎さんから始まり、だいぶ前にはだしのゲン、新釈四谷怪談で呼んでもらったことがあり、今回は私の方から声をかけさせてもらった。しかし、新年度最初の月曜日!集客が一番厳しい時期でした。その上、例年より早い桜の開花。敦賀も京都も週末で花見日和、そして富山はダブルパンチ。
それでも50人近くの方が来てくれ、終了後は真酒亭で打ち上げ。ホタルイカや白エビ、そして純米吟醸「みゃらーらくもん」をいただき私としては大満足。

この4日間、移動の間も桜、桜、桜。公演後のお酒のお魚も美味しく思い出に残るツアーとなりました。皆様、お世話になりました〜。