September 25, 2015

草津市そして名古屋の毛替地蔵さん

23日人権講演会に出演のため、午前中に滋賀県草津市の草津クレアホールに移動。停車駅南草津の2つ前が大津駅。瞬時に青田さんご夫妻の避難先と閃いた。こんなに近いなら声をかけるべきだったと反省しながら会場へ。私の前は笑福亭鶴笑さんがアクションたっぷりに「地上に平和を、人々に笑顔を」という題で一席。お客様大笑い。そして私は「はだしのゲンを語り続けて、今、ふるさと福島は」で一時間。最後の青田恵子さんの詩のときにはすすり泣きが。笑あり涙あり怒りありで「平和や人権の大切さ」を訴えたイベントでした。

その後、名古屋へ移動し、翌24日は天白区の島田地蔵寺さんのお彼岸供養で一席。なんと素晴らしい菊のご紋章のついたお籠が!こちらは「毛替地蔵」で知られており、「平安時代の盗賊の熊坂長範が金持ちから盗んだ馬を、市場で売るために、毛の色を変えてもらうよう、島田のお地蔵さんにお願いすると、一夜にして馬の毛色が変わった。馬を盗んでは地蔵さんに毛色を変えてもらって、市場で売り、儲けたお金を暮らしに困った人に分け与えていた。馬の毛色をかえれたのだから、人間の髪の毛も何とかなるのでは」ということで、それ以来、島田のお地蔵さんは「毛替地蔵」と呼ばれるようになり、美しい髪を願う人や、髪に悩む人たちの信仰を集めるようになった」とご住職の仁野哲州さん。最近薄毛に悩む私としてはお地蔵様を拝みたかったのですが、タクシーが到着。次回はぜひ拝みたいです(笑)