August 17, 2015

父の新盆

8月13〜15日
新盆初日。大勢の方がお焼香に来てくれました!なんと180人も。私たちは慣れない対応に大わらわ。お辞儀をし、お茶を出し、お礼の品を作ってお渡しし、またお辞儀をしてお見送りの繰り返し、腰痛持ちの私と下の弟にとっては試練の一日?こういうとき、若い子ども達が働いてくれて大助かりの一日でした。
そして2日目、じゃんがら念仏踊りで父を弔う日、雨が予想されていてた曇天の中、若い連のみなさんが気持ちをこめて踊ってくれた。祖父の新盆から30年、じゃんがら踊りの後はスイカを振る舞う習わしを母が教えてくれ、早速スイカを振る舞うと「美味しい、今、出してくれる家が少なくなって」と喜んでくれた。
3日目の15日はほとんど来客もなく、皆でゆっくりと父の思い出話。きょう雨が降らなかったのも父の計らいか!?と…。
11日には福島県民を裏切る川内原発の再稼働。そして14日には桜島の噴火レベルが4になり、住民が避難を余儀なくされた。どう考えたって再稼働は無謀すぎる。生前、父とはよく政治談義を肴にお酒を酌み交わしたものだった。今、実家には私と政治談義する人はいない。安保法案、原発再稼働、言葉だけ羅列し心ここにあらずだった安倍首相の70年談話、父がいてくれたら、きっと朝まで飲み明かしたかも…。あわただしい今年の夏、父を思い、しばし故郷に憩った3日間でした。