April 12, 2015

鵜沼久江さんの講演

12(日)浦和パルコの上のコミセンで開催された第8回原発問題を考える埼玉の会「私に牛は殺せない!」に参加。双葉町出身、今は久喜市で農業を営んでいる鵜沼久枝さんの話を聞いた。311大地震の揺れの最中にどすんとすごい音が聞こえた、それは津波の前だったとの事。その時に干していた洗濯物を後日、娘さんが調べてもらったところ、放射線各種がついていたというからやはり原発事故は地震由来というのは明白だ。11日は3キロ、12日は10キロ、15日は20キロと避難命令が拡大し、「ここで死ぬ」と腹を決めてとどまっていた人たちを自衛隊が無理矢理連れ出した。鵜沼さんはなぜ避難をするのか分からず、「放射能」と知っていたら牛達を放したのにと悔しがる。年一回の東電の避難訓練では、指定の避難場所にくればヨーソ剤、食料を渡すから逃げる必要はないと言われ信じて来たそうだ…。自宅は4μ。双葉の町中はもっと線量の高い所でもねずみやトリがいるのに、不思議な事に自宅にはハエもねずみも何も出ない。牛の死骸がたくさんあってもウジも出ない。おそらく吹きだまりかなにかで重い各種が落ち生物の生存を許さないののだろうか…。
中間貯蔵施設、報道は「決まった」と書くが鵜沼さんには何の連絡もないという。当事者の話は驚く事ばかりだ。もっと大勢の人に聴いて欲しいと切に願う!

夜、7日に秋田の大館で個人演説会に呼んでもらった秋田の石田ひろしさんが県議に当選したとの朗報!ハラハラしていたのでほんとに良かった石田さん、おめでとう御座います!!