October 05, 2015

浅沼稲次郎さん追悼、パート部会総会そして國分さん

10月1日
日比谷公会堂で開催された「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る会」で草野心平氏の追悼文を朗読。大変な大雨だったが800人もの皆さんが来てくれた。おりしも、シールズの奥田愛基さんとご家族に対する殺害予告が彼の大学に届いたというニュースがあったばかり。55年前の浅沼さん刺殺事件が過去のものとは思えない現実味を帯びてきてしまった‥。帰り際、林郁さんがとても良かった!と声をかけてくれた。お目にかかったのは何十年ぶりだろうか、とても嬉しかった。
3日
暑いぐらいの天気、損保会館での「生協労連パート部会総会」に講演で呼んでもらう。全国から参加の皆さん、ほとんどが女性。安保法案強行採決時の熱気冷めないばかりか、熱気のある主催者のご挨拶に続いて私も言いたい放題(笑)「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」のぬき読みの時は涙を拭って聞いてくれたけど、全体、とても楽しく語らせてもらい気持ちが一つになった気分。きょうも、安保法案のごり押しは結果として国民の結束を強めたような手応えを感じた1日でした。
4日
今日は浦和で開催された第11回原発問題を考える埼玉の会、相双の会代表、小高区の國分富夫さんの講演会「帰還の矛盾」に参加しました。四年半の経過、そして…今。「安心して住める環境になれば住民は自然と帰るが、残忍な安倍日本、年間20ミリシーベルトでも国は家に帰れという」と怒りの声が震える。仮設の方々の「もう帰れない、でも古里が恋しくて帰りたい」「私が死んだら放射能などいく高くてもいいから古里のお墓に入れて」…。多くの避難民の気持ちを踏みにじったまま、粗末な仮設住居に住まわせたままでオリンピックに突き進んでいいのだろうか⁈「冗談じゃないそれどころじゃないと皆怒っている」と國分さん。質疑応答も活発に交わされ、終了後は世話人さん宅の後会へ。
話題はもちろん安保法案にも及び諸々の怒りに皆さん元気いっぱい?侃侃諤諤!國分さんをかこんてパチリ。やる事、考える事が山積み、だからこそ負けてらんねべ〜と言葉訛りが炸裂した一夜となりました。

写真は後ろのお二人は荒畑正子さん、青田祐子さんでした。