May 10, 2014

脱原発・自然エネルギー推進フォーラム

7(水)昼間は講談まつり、そして、織音とお茶して時間をつぶし、国立演芸場のごく近くの全国町村会館での脱原発・自然エネルギー推進フォーラムの集会へ。
 都知事選を経て細川さん小泉さんたちが約束通り動き出した。6時の開場時間を早めあっという間に満席、そして立見。マスコミ取材陣もすごい数だ、だがおそらく…報道は少ないだろう。著名人や政治家がお客として沢山参加、私の前席には新谷のり子さん、後席には木内みどりさん。福島から前二本松市長の三保さん、佐藤栄佐久さん。遅れて嘉田滋賀県知事、等々。
 小泉さんは客席から声がかかると更にパワフルに身振りを入れて演説、とても乗りがいい人だ。パネラーの皆さんの発言も非常に良かった。桜井南相馬市長「福島の代表のつもりで発言する。福島はみな原発を止めて欲しいと願っている。若い人が戻らないのでは地域の再生が出来ない」と現状を訴える。バート・キャンベル氏、「福島は奪われた領土となった。アメリカは100基あるが次々に廃炉にする。日本人の特徴としてなんでも物事に前のめりに取り組もうとするが、踏みとどまって現実を良くみて取り組んでほしい」たしかにせっかちに取り組みすぎるし、その場しのぎの結論を出したがる…。香山リカ氏「大震災のあと診察室も変化している。原発事故由来の不安、亀裂、恐怖、鬱病など心の被害に苦しんでいる人が増えた」金子勝「まさか、小泉さんとこうして顔を会わすなど考えられなかった。右、左という座標軸ではこれからは対応できない、新しい座標軸が今求められている」と。湯川れい子さんも良かった。「私を左という人がいるが、私は「愛国」だ。戦争に反対し、原発に反対するとなぜ左となるのか」ごもっとも。皆様、もっと色々発言されたが、私の記憶にあるところだけちょっと紹介。
 終了後、金子さんと小泉元首相、がっちり握手。こういう日がくるとはまったく「人生色々」(笑)永田町駅まで興奮気味の金子さんと同行。初対面だったが昔からの友人のような気がしました。