April 08, 2014

「SAYAMA」から「ある精肉店の話」

4月5(土)「SAYAMA」を観る。石川一雄さんと佐智子さんの会話、お二人の人となりがよくわかりほのぼのとした日常の映像の中で、無罪を訴える闘いが続いている。ご両親への思い、兄の語りに涙を禁じ得ない。いいドキュメントでした。その後、氷川神社のお花見へ。安田さんに映画のことを話す。裁判所は狭山事件に関しては動かない、再審はないだろうとの見解。映画のなかでいってたように亡くなるのを待っているのか!あきらかなえん罪事件、なんとか再審の道が開けないだろうか。

6(日)スペースゼロで開催された「311を忘れないー子どもの今と舞台の力ー」午後から大沼高校演劇部の「シュレーディンガーの猫」を観た。震災し会津地方に高校に転校して来た二人の少女。「お別れ会」で彼女達の心の叫びがあきらかになって…。終盤は涙なみだ、全国の高校で演じ続けてほしいと願う。

7(月)きょうは「ある精肉店の話」を観た。大阪貝塚市での屠畜見学会。牛のいのちとまじめに向き合う北出精肉店。枝肉を切り分けで店頭に並ぶ家族4人の共同作業。一家がとにかくまとまっていて信頼し合っていて仲が良くて…5日にみた「SAYAMA」でも共通した家族の仲の良さ。非差別部落ゆえのいわれなき差別を受けて…。人の痛みが分かる人たちの優しさ、暖かさ。今の政治にこれがあればとしみじみ思う。エネルギー基本計画で自公は堂々と公約違反。「再稼働」を打ち出す。しかも、福島の事故に対する反省の文言は削除して。あってはならないことが次々と。お花見している場合ではないかも!?