April 27, 2014

鶴丸さん、佐藤さん「継続は力なり」ですね。

23(水)星之助改め、桃川鶴丸真打ち興行、大入り満員。苦節17年、本当におめでとうございます。プラネタリウムの解説員をしているご縁で宇宙飛行士の山崎直子さんもご来場。今秋には神田春陽さんが真打ちに。若手真打ちが次々誕生し、講談会も若返っている(笑)
24(木)新刊本の宣伝でいわきの新聞社訪問。私の思いのぶちまけた感のこの本、地元福島県では複雑な反応があると思う。よく書いたと溜飲が下がる人、そしてそっとしておいて欲しいのにと思う人…。それらを覚悟の上で出版、さあ、どんな反応があるのか今からどきどき。
26(土)佐藤龍彦さんのお母さん、お連れ合いさんに中央台の仮設住宅に会いにいく。お母さんは80過ぎと思えない若さ。背筋は伸びているし、踊り、俳句、吊るし雛、切り絵となんでもござれの多趣味人。すっかりファンになってしまった。楢葉町は双葉町や富岡町と違って当初の町長の判断により「帰還準備解除地区」になっている。3年経ち、今、帰還するかどうか町民は大変な判断を迫られている。楢葉町は廃炉作業の前線の町となるだろう。悩みすぎて精神的に追い込まれてしまった町民が大勢いるという。お辛かろうに…私も悶々としてしまう。そんな時こそ、俳句や踊りといった趣味が身を助ける、と佐藤さんのお母さんは教えてくれたような気がする。52歳のときに夫を失い、苦労の連続、鬱状態になったときこれではいけないと習い事をはじめたという佐藤さんのお母さん。私も3年前のあの日からぷっつりやめたジャズボーカル、新内、都々逸、俳句、そしてゴルフ…。そろそろ復活しようかな。


自分が楽しむ、それが「継続は力なり」の源。佐藤さん、ありがとうございました。