December 21, 2014

座禅断食からIWJの響宴「悲観的楽観主義で生きる」

14(日)から16(火)まで松本での座禅断食道場に参加。討ち入りならぬだまし討ちの解散総選挙、投票日からしばらくは俗世間の喧噪から離れて静かに座禅を組む。数を数えても途中で眠くなって船をこぎはじめ…今回は睡魔との闘いでした(笑)
2日目の講話の時間は野口法蔵師の講話に後に丸橋広実さんの見事なインド舞踊と私の講談、ここでも香織倶楽部は健在でした。ここのところ年一回参加させてもらっている座禅断食道場、来年はお休みとのこと、寂しいです…。まずは野口師のいうように月一、一日断食をはじめよう。

18(木)今年最後の講談サロン、織部さんがYouTubeから原稿を起こして「大高源吾」を一席披露。自分の語りたい演目に取り組んだり、新作を創作したりとサロンの皆さん、今年も進歩の年でした。
21(日)昼はお笑いの若手の道場、新宿ハイジアの「もぎたてライブ」に。10分ぐらいの出し物で次々と若手が元気よく参上。この中から売れっ子が出てくるかと思うとまた来てみたくなる。
夕方からは品川インターシティーホールへ。岩上安身さん主催のIWJの響宴。岩上さんとは震災の半年前、郡山で開催されたトークカフェでお目にかかって以来だ。あの時は佐藤栄佐久さんとお見えだった。震災以降、3人とも心身ともに嵐のような毎日、そしてそれはこれからも…。懇談会だけ出席の予定だったが講演会が一時間も延長し講演も拝聴。なにしろすごい講師陣、お一人2時間ぐらいお話を聞きたいメンバーが16人も!!。テーマ5はパレスチナ、ウクライナ、イスラム国、世界における「文明の衝突」の虚偽。孫崎享氏はずばり「集団的自衛権は他国防衛、アメリカの為に使う」。アメリカの先兵隊となり、紛争国の恨みを買い、テロ行為を導く安倍さんの方針、武器輸出企業に税金を投入し、基幹産業にしようと目論む政府。来年はまさに正念場だ。
どなたかが言った「悲観的楽観主義で生きる」が腑に落ちた。懇談会では小出さんとも再会。断食あけでお酒お肉禁止でもとても楽しいひと時でした。