November 10, 2014

徳島、福井、東京、また鹿児島、山口と!!

3(月)文化の日、11月は旅講演が多く、その幕開けとなった徳島九条まつり。なんと飛行機が40分遅れてしまった。お迎えの高開さん「きょうはシンシャで迎えにきました」「えっ新車!?すごい」と思ったら車体に看板付きの新社会党宣伝カーでした(笑)遅れたため着替えができず二部式着物のまま野外ステージへ。後ろが川で後30分遅れていたら水がステージまで!打ち上げはお好み焼き屋。ハラハラドキドキしたものの、旅回りのいいスタートが切れました!

4(火)徳島空港から羽田で乗り換えて小松空港へ。空港からバスで約1時間福井駅着。そこからまたバスで一時間で越前大野駅着。移動の一日だったが無事到着、ホッ!

5(水)朝7時半に曹洞宗の担当の方々とホテルを出て、車で約30分、とっても静かな宝慶寺へ。「人権学習講演会」の講師として修行僧の皆さんの前でこちらも修行中の私が約2時間お話をさせてもらいました。終了後はなんと、開祖の寂円禅師が18年、毎日かかさず山へのぼって岩の上で座禅を組んで修行したという「座禅岩」まで案内してもらい、紅葉の眼下の景色にうっとり…。禅師は祖国に似たこの景色をみて、故郷を偲んでいたという、…福島を追われた先々で、ふとした景色に福島を思い出す避難生活の皆さんの心中が重なる。700年の時が流れても故郷を思う気持ちは変わらない(涙)
5時間以上かけて、夕方、京成青砥駅に到着。長時間の移動は肩が凝る、時間があったのでマッサージをしてもらおうとお店を探し入ったが、…二部式の着物姿なのでお店の人がびっくり(笑)それもそうだと、「また来ます」と外へ。レインボーホールでみずまゆきえさんの応援弁士をさせてもらいました。まだ30歳のみずまさん、大いに期待できます。

6(木)昼の便で鹿児島へ。鹿児島大学の学園祭のプレ企画に呼んでもらう。おりしも川内原発再稼働の臨時県議会が開催中。先日、鹿児島入りした宮沢経産大臣「かわうち原発〜」と誤読し「万が一事故が起きた場合の責任は国が取ります」とつなげた。地元の気持ちやいかに!
さあ、大学についてみると、桜島からの灰がうっすらと。灰は見えるからいい、放射能は…(泣き)学生さん達を前に約2時間、終了後は懇談会。「今まで30キロも離れていると思ったが、講演をきいて、川内原発から30キロしか離れていない、と心配になった」という意見も。
1、2年生が中心で、きっと、原発再稼働や集団的自衛権の行使容認について、懸命に考えて行動してくれることでしょう!
7(金)せっかく鹿児島に来たのだから、川内原発のそばにテントを設営し、再稼働反対を訴えている皆さんを激励に、と思っていたが、テントの皆さんも臨時県議会が開催中の県庁前に集結中ということで、テント訪問はまたの機会にし、午前9時半に県庁前へ。江田さんが傍聴券を用意していてくださり、なんと、中へ入る事ができたのです!反対意見を述べる女性2人、男性1人、理路整然として説得力がありすばらしい!それに対し、賛成意見はだれも述べず、議会は「再稼働」をきめ終了。最後の10分ぐらい、傍聴席のほぼ全員が立ち上がり「NO」の紙をかかげ「再稼働反対」とシュプレヒコール。会見では怒りにもえた皆さんが力強い発言。
若い母親「もっと仲間を増やしていく、再稼働は絶対させない、来春の県議選で目に者を見せてやる!」そう、その意気でいきましょう!
テントの福田さんの運転するすばらしきボロ車(笑)で駅まで送ってもらい九州新幹線さくらで「新山口」に到着。帰りしなにみた桜島は昨日よりんも噴煙をあげていた、まるで再稼働の議決に怒っているかのように…。
8(土)午後2時から図書館レクチャールームでの「フクシマの祈り」は「原発をつくらせない山口県民の会」が主催してくれました。安倍首相のお膝元でこの講談を語る事ができ感激。「戊辰瀬戦争では薩長に攻められた福島だが、「脱原発」では悲劇の歴史を乗り越え、新たに手をたずさえて頑張りましょう」と挨拶。薩摩から長州へ!ただの偶然とは思えません(笑)
9(日)昨夜からの雨は霧雨となって、午前中いっぱい第40回山口県赤旗まつりの会場宇部市ときわ公園にも降り続けた。笠井亮衆議院議員の時もふったりやんだり…。午後1時からの私の出演時にはほぼやんだものの楽屋は相当寒かったです。でも、ステージは盛りだくさんで私の後は周防猿まわし。お猿さん人気にはかないません(笑)6月の島根での脱原発集会を観て、今回声をかけてくれた皆さん、2日間ありがとうございました。