March 23, 2013

インド訪問記4

3月2日
世界遺産のエローラ石窟寺院を見学する。時間がとまったかのような静けさにつつまれ至福の時間をしばし堪能。

そのあとのビービーカマクバラ廟は眠いのと暑いのもあり、イマイチ?でした。
駐車場の入り口の焼きトウモロコシ屋、トウモロコシの皮を剥いては後方に捨てる、とそこにヤギがいて懸命に食べている、こういう風景いいな〜。
アウランガバードの街を車中からみながらホテルへ戻り、5時に迎えにきてくれたジョティさんと、ホテルからほど近い彼女の実家へ向かう。途中、チュリダールを買いたいという私たちのため、大きなイオンモールのようなスーパーへ。美喜子さんと美千代さんはお似合いのがあったが私はなし。ジョティさんのお宅は商店街にあり、向いは床屋さん。小売業で余裕のある家庭と言った雰囲気でとてもきれい。入り口に歓迎の印の絵が描いてある。台所まで見させてもらった。18になる妹さんが卵カレーなどを作ってくれていて美味しくいただく。トイレは一つのベッドルームの奥にあり、広くてちょっと驚いた。
近所の洋品屋さんが何枚かのチュリダールを持ってきてくれた。またしても私に似合うものはなし。天草の笠井洋子さんのお土産に一つ買う。
ジョディさんとお母さんが美千代さんにサリーの着方を教える。その様子をビデオに収めた。お別れには妹さんからかわいいバラをいただく、心尽くしのおもてなしでした。18歳の妹さんは5月22日に学生結婚するそうだ。ジョデイさんも大学院へ行くとのこと、きっと裕福で教育熱心な家庭なのでしょうね。
3月3日朝、ジョテイさんが弟とシュリくんと共に見送りにきてくれる。空港からムンバイへ。うっかり手持ちのカバンにいれていた眉ばさみが没収されてしまった。私はインドで一度も使ってなかったのに。美千代さんが使ってくれたのがせめてもの慰め。ムンバイ空港には明日お目にかかる森田上人の運転手さんが迎えに来てくれた。が、宗教上の理由でエアコンはつけないとのこと。なんということだ…。汗だくになってヒルトップホテルへ。ここは初日の夜に到着し、翌朝4時に出発したホテルで、昼間の風景は始めてみたが505号室からはアラビア海が見えて、感動。空にはカラスが元気に飛び交っていた。
夕方6時からは皆で散策、住宅街をゆっくり歩いたのは始めてだ。木の影で髭剃りは出張床屋か?日曜日ということもあって遊具のある公園は賑わっていた。そこらじゅうで犬が昼寝をしている。住宅街からアラビア海の海岸通りへ。車は頻繁に行き交うが歩道が広く大勢の市民が散歩を楽しんでいる。サンセットをみようと防波堤に腰をかける。リードのついた犬はこの海岸通りで始めて目にした。
アラビア海のサンセットはお見事でした。
ツイート「テトラポットの間はゴミがたくさんすててある。汚れてはいるが、それが何だというのか、時に臭うがそれが何だというのか、人っ子一人いない海、誰の目にも触れず太陽が登る福島の海はこれ以上ないぐらいきれいだろう。アラビア海の夕日を見ながら故郷の海をこよなく思い出す。」
ホテルにレストランにて夕食。ところがお店ではビールを飲むことができないということで、ルームサービスに切り替え、ビールも酒屋からの取り寄せで30分後に到着。美味しかった。食後に家族のことを話す。インドが私の心を開かせた。美喜子さんもご亭主の話題を。おもしろおかしく夜は更けていくのでした。