September 01, 2012

天草でリフレッシュ保養を

27日から3泊4日で天草の笠井さん宅へ滞在。
4年前に移住してから毎年熊本県内で公演を企画してくれ、第二の古里のような天草。天草に原発建設のうわさが浮上した2年前「チェルノブイリの祈り」公演で呼んでもらった。それから半年後に原発事故…。
昨夏の「はだしのゲン」公演の際は支援金を沢山カンパしていただいたっけ。今回は完全休養。が、台風の影響で着いたその日から毎日雨。天草から戻る日にようやく晴れ…。
でも、笠井さんから型紙をつかわないで簡単にできる待ち針ソーイングを教わり、なんとトートバック2ヶと花柄のかわいいブラウスとスカートを制作。集中してミシンを操作、肩はこったが充実した休暇となりました。ものを作るのはやはり楽しい、です。
「原発ではなく太陽を」脱原発と太陽光発電を広める活動をしている元教諭の生駒さんと福島の子ども達の保養の件で話がとんとん拍子にすすみ、竜洞山の入り口の集会所、廃校となった小学校、山の上の「緑の村」宿泊施設など見学。ベラルーシのようにクラスごとの保養も可能。また農家民宿は家族で過ごすのに最適。まさに天草は「宝の島」を実感。最後の日は海で釣った魚や庭でとれた野菜を調理、当たり前のこうした生活が福島ではできなくなってしまった無念さはどうだ。熊本にも福島から避難生している人たちが大勢いる、胸中を察すると言葉がない。日本中どこへ行っても福島のことを想う。そしてその想いはますます強くなって行く。リフレッシュ保養、天草でもぜひ実現したい!