April 12, 2012

春の語り芸

ベランダから見える桜並木は昨夜の雨風に耐えて、まだまだ踏ん張っている、いじらしいな〜。私みたい(笑)後で散歩しようと思いながら、ベランダの隅の空鉢の鳩の巣をチラ見。一羽が孵ったようだ、黄色い毛糸玉のようなひなが親鳩の隙間からみえた、誕生おめでとう、うきうきしてしまう。
 20日に発表予定の新作原発講談に取り組んでいたら、7日の大丸心斎橋劇場「春の語り芸」のお客さんから電話があり、私のCD,DVDが欲しいとのこと。特にまだCDにも,DVDにもなっていない「哀しみの母子像」を本で読んで、ぜひ、と。スタッフには手間かけて悪いけど、こういう電話はうれしいです。
「春の語り芸」。今、思い出しても興奮するぐらいのイベントでした。何しろ、3月中旬には完売。当日客のため、劇場側と交渉して50席も追加席を設置。超満員!
 大阪で活躍されている朗読のベテラン冨岡みちさんと若手の実力派藤田雅子さんのお二人と「上方芸能」編集部の皆さんの尽力の御陰で、大盛況。
心からお礼申し上げます。
 打ち上げでは、マルセ太郎さんとも親交のあった「上方芸能」発行人の木津川計さんの味のある挨拶に話芸発祥地の意地をみた思い。米朝師匠や故枝雀師匠の逸話も聞かせてもらって収穫大の打ち上げでした。木津川さんの一人語り劇場、ぜひ拝聴したいものだ。それにしても外国人観光客の多いこと。大阪土産だけではなく日本土産店も流行っていると言う。やはり外国では原発事故の正確な放射能情報が得られるからね。知らぬは〜ばかりなり!?