December 14, 2012

九州訪問記(8〜12日)

12月8日
今日の人権講演会「チェルノブイリの祈り」の会場豊前市民会館の最寄り「宇島駅」では門松の準備中でした。一昨年、ちかくで公演した「はだしのゲン」を見た方々が強力に推薦してくれたとか。こういうのが一番嬉しいです。
終了後、天草へ移動し、笠井さん宅でワンちゃん、猫ちゃんとたわむれ、10日は以前「チェルノブイリの祈り」天草公演を企画してくれた「原発より太陽をネットワーク」の生駒さん達と安田公寛市長に面会、市長さん福島保養について協力して下さると大変好意的でした。その上NPOの個人会員にもなってくれ、堅く握手。自然の宝庫天草で福島の子どもたちの保養、移動教室が実現できたらと切に願いつつ、川内原発から30キロの天草、自然を、新鮮な魚を守って下さい。
11日は生駒さん、笠井さんたちと九電とお「公開回答会」に参加。まあ、驚き桃ノ木山椒の木とはこのこと。「福島のような事故は起こさないと、より一層の安全性を確保し、玄海、川内原発を再稼働する」と大見得を切ったはいいけど。福島市の渡利地区を知っているかとの質問に「知りません」ときた。
九電側の「想定外でも安全性を確保し再稼働する」に「活断層の有無を3.11以降掘って確認した?」との質問には「してない。でも国が安全と言った」と、九電さん大昔のデータで意地を張るし。
万が一事故が起きたら、避難の為の船など準備してるかとの質問に「それは国の仕事だから九電としては何もしてない」。川内とは協定結ぶも30キロの天草とは結ばないと。原発事故は距離は関係ないのは福島の事故で周知ではないのか。
トドメは…「福島から今、何人避難しているか分かりますか?」の質問に九電の人「知りません」ですって参加してよく分かった。おそらく九電だけではなく他も同じだろう。このまま再稼働したら、また悲劇は繰り返される。原発が2度おとされないと降伏しなかったように、事故も2度目を待つつもりか!?
12日は福岡県田川郡川崎町の人権講演会。「バツイチ子連れ講釈師、涙と笑いの奮闘記」タイトルだけで笑えちゃう。福島報告、DV、講談の抜き読みとあっと言う間に時間はすぎ、さあ、みなさん力声をだしましょうとワークショップ、泣いたり笑ったり、皆さん、楽しんでもらえたかな?写真は人権作文コンテスト福岡大会で奨励賞を受賞した鷹中1年生丸山さんと。終了後、1時間かけて小倉まで送ってもらい、九州最後の夜は静かにふけていきました。