November 23, 2012

小豆島へ

 今年の2月、松山市での「脱原発1000万署名」集会の時に声をかけてもらった11月23日の護憲香川県連合「憲法講座」。前日に小豆島観光したいと申し出て、楽しみにしていたこの仕事。まさか解散総選挙となってしまうとは!
 前日にたまった仕事をやっつけて、やってきました小豆島。
平和労組の廣瀬さんと私を迎えてくれたのは小豆島町議の森崇さん恭子さんご夫妻。なんとご夫妻はもと島バスの運転手とバスガイド。流れるようなガイドぶりで、寒霞渓、二十四の瞳映画村、オリーブ公園を案内してもらう。寒霞渓の紅葉は丁度見頃で、観光バスが何台も。切り立った岩、紅葉の絨毯、選挙騒動を一時忘れ、幽玄の世界を堪能!映画村も昭和初期にワープしたようで充分に楽しめた。夜は野菜たっぷりの家庭料理、地元の刺身も美味しかった。お店の従業員なにげに「福島の人たちは沢山お金もらってたんでしょ」ふ原発立地の8町村はもらっていたが、その他は…。紅葉をみても、食事をしても、ふと、故郷に思いを馳せる私がいる。
あの見事な会津地方の紅葉は汚染大丈夫?浜通りのさかないつになったら…。

 23日、午前10時からの講座で、まずこの思いを話す、そして命をかけて香川を守ってとお願いした。福島の現状、自主避難の苦労、仮設住宅での声など報告。特にこどもの避難については、旧ソ連でできたことがなぜできない!と興奮してしまった。その後は「講談で感性に訴える原爆、原発、基地問題」のテーマにそって、「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」「哀しみの母子像」の抜き読みをいれながら話をすすめ最後はさあ〜、選挙だ、声をだそうと皆さんと例の声だし。終了後はみなさん、候補者の事務所開きの会場へ。私は空港へ森さんご夫妻はじめ香川のみなさん、いい思い出となりました。