July 23, 2011

「山あげ祭り」

那須烏山で450年続く野外劇「山あげ祭り」。高崎での仕事の帰りに見物に出かけた。織奈さんの妹、織羽さん(この名前はご両親が命名)がナレーションも講談調で披露するとあっては、行かない訳にはいかない。烏山名産の和紙をつかった舞台。高さが10メートル以上ある大山など歌舞伎舞台を組み立て、またばらして、別の道路で組み立て、演技し、またばらして。と多い時には一日に5回も披露。役者達は地元の少年少女。裏方数十名は大忙しで、一糸乱れぬ団結ぶり。これが重要無形文化財に指定されている。織羽さん、堂々としていてとても拡張高く「戻橋」を説明。その昔、渡辺綱を演じた「松月庵」の主のお父さんが丁寧に案内してくれた。
今、町内の若衆が少なくなっていて維持するのが大変だそうだが、地域の伝統の神事を見事なチームワークでこなして行く為作業は地域のコミュニケーション作りそのものだ。大変でもぜひ継続していってほしいと心から願った初日の山あげ祭りでした。